ロザヴェールに遠征

今週中頃から天気が悪くなる予報なので長距離を走るのであれば今だと思って甲府に行くことにした。
甲府に行く目的はコマツガーデンの直営店ロザヴェールを訪れること、大苗購入にはまだ少し早いかとは思ったが品種によっては秋の開花を迎えているものもあるだろうし、バラ苗選びの経験の浅い僕には専門店で実物を見る機会も少ないので良い経験になるだろうと思って出掛けた。
新湘南バイパス〜圏央道~中央道は渋滞もなく甲府昭和インターチェンジからの道では少し迷ってしまったが1時間半ほどで到着することができた。


結果からいうとこの時期に訪れたことは正解だった。大苗購入にはまだ少し早い時期だったせいか店頭に並ぶ個体数も多く、同じ品種でも状態の良い苗を選ぶことができる、それに加えてセールス期間で20%引きだったというのも嬉しい。
さすがにバラ苗専門店であるロザヴェールには数百本の苗があって、生産者別にグループ分けされて売られている。自社ブランドのコマツガーデン、京成バラ園、ロサオリエンティス、デビッドオースチン、河本バラ園、、、等々。

バラ苗には樹形(木立、つる、シュラブ)、開花性(四季咲き、返り咲き、繰り返し咲き)、花の色合い、花の大きさ、樹高、耐病性、育苗者などの情報を記したラベルが添えられているのだが、生産者によって微妙にフォーマットが異なるため欲しい情報を正確に得ることが難しいことがある。
そんな時にとても役に立つのがロサオリエンティスのHPだ。このサイトでは自社生産種だけでなく、販売を扱っている他社のバラのデータも同じフォーマットで整理されていて簡単に検索できるようになっている。特に耐病性については0〜4に数値化されており、まさに苗選びのバイブルだ。今回もロザヴェールの店頭ではあったがロサオリエンティスのサイトを見ながら苗選びを行なった。

現在我が家には5本のバラがある。
樹形はつるバラ:1、シュラブ:3、木立ち:1で、開花性は四季咲き:1、返り咲き:2、繰り返し咲き:2、色は白系:1、ピンク系:2、赤系:1、青紫系:1という構成。なので、今回は樹形は木立の四季咲き、そしてアプリコット系の色合いのものを含んでで2本買いたいと思ってロザヴェールを訪れた。
じっくりと時間を掛けて、お店の人の助言も得つつ、この二つを選んだ。

一つ目は「ドレッシー」。


コマツガーデンのオリジナル品種で木立ち、四季咲き、大輪で耐病性は2。強香というのにも惹かれた。


もう一つは「コンフィチュール」


河本バラ園のローズドゥメルスリーブランド、河本真紀子さんのバラで木立ち、四季咲き、中輪で耐病性は2。ちょっとくすんだアプリコットオレンジという色合いが良い。
こちらは蕾のついた苗だった。


期待以上の収穫に加えて車から見える南アルプスの山々、八ヶ岳、そして雲間の富士山の景観も素晴らしかった。
残念なことといえばYouTubeでお馴染みのコマツガーデンの後藤みどり社長にお会いできなかったことぐらいかな。

天気が良くなったら花壇に植えてやる予定だ。

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