バラの蕾もあと五つとなり、なんとか最後まで綺麗に咲いてほしいと願っている今日この頃だが、こんなものが目についてビックリ。
これはクレマチスの『柿生』である。我が家の三本のクレマチスの中でも一番最初に咲く品種だ。
いわゆる狂い咲きなのだろうが暦の上ではもう冬のこの時期に姿を見せてくれるとは思わなかった。
『柿生』は旧枝咲きのクレマチスなので、初夏の二番花が終わった後も剪定はしない。枯れ枝(実際には枯れずに脈々と生きていたのだろうが)は切らずにフェンスに固定したままにしておき、バラの剪定・誘引と同時期の真冬に剪定・誘引をしてやる品種だ。
枝に残った生命が今年最後のプレゼントをくれたのだと思うと愛おしいではないか。
