PM-SUBmini2復活!

2018年に投入したFostexのPM-SUBmini2。

当時の書斎のシステムはまだ音楽再生用のサブシステムという位置づけではなく、デスクトップPCの映像の音声再生がその役割だった。スピーカーはSONYのSRS-Z1、自分で少し手を入れたブラックバードだ、それを机上に設置。
中域以上の音質の良さと音像の正確さにおいてSRS-Z1は素晴らしい。しかしながら5cmのフルレンジに迫力のある音をのぞむことは酷だ。そこでPM-SUBmini2を足してみた。
このコンビは良かった、Prime Videoの映画やYouTubeなどを観るのには十分なクオリティであった。

時は流れた。
書斎にサブシステムが誕生し、それに求めるものもPC映像の音声再生からピュアな音楽再生に、それにつれてハードウェアも変化した。
スピーカーはFostexの8cmフルレンジをバックロードホーンに、アンプはSRS-Z1のアンプ部を取り出して立派な筐体に収めて電源も強化した立派なプリメインアンプに。DACはZEN DAC-3とグレードアップされた。
音源もPCからのストリーミング再生、ラズパイでのVolumioをOSとしたネットワーク再生、V-8030Sでのカセットテープ再生、OntomoキットのチューナーでFM再生と多彩に。
SRS-Z1は卓上の音声再生用と割り切って使うことにした。

PM-SUBmini2は当然のように音楽再生用のサブシステムの一部に組み入れられた。
8cmフルレンジをバックロードホーンにした時点でそれなりに低音は出てくる。しかしながら量感という意味ではいささか物足りないのも事実。PM-SUBmini2があるとないではサブシステムの低音の量感が全く違う・・・とはいえそれが無条件に良いことなのかどうなのかは別問題だ。
立派なハードウェア構成になったサブシステムだが、そのスタート地点はメインシステムをお役御免となったV-8030Sで懐かしの昭和フォークとロックをカセットテープで鳴らすことだった。まさに古き良きアナログへの回顧、それがいつの間にかデジタル音源優先のものになっている。
8cmフルレンジスピーカーもいつのまにか厚化粧され、どの時代のものなのかが分からない中途半端なものになっていた。ここまで頑張るのがこのシステムの使命だったのか・・・大いなる疑問を抱くようになった。というような葛藤があってPM-SUBmini2は電源を入れずに押し黙ったままの状態が一年以上続き、その存在すら忘れかけていた。

前置きが長くなったが、昨年末から始まったメインシステムのダウンサイジング。
マッキントッシュのセパレートアンプはアキュフェーズのプリメインアンプに、スピーカーもJBLの大型モニターからDALIのブックシェルフになった。
今までオーディオの陰に隠れていた部屋の壁が現れて部屋が明るくなった。なによりも断捨離の心地よさで身も心も軽くなった。
肝心の音はどうなのか。
余韻の美しい聡明そうな音・・・なんだかよくわからないが、分かりやすく言えば繊細な美音になったということだ。裏を返せば、それまでの大艦巨砲のド迫力と地を這うような低音は居なくなったのだ。
それでいいのだと言い聞かす。

そんな時、なにがきっかけだったかは忘れたが突然思い出したのがPM-SUBmini2、「そうだ、あれがあった!」という感じ。今までのメインシステムではお呼びでないという存在だったが今は違う。
早速サブシステムから外して二階に運び上げた。
昨日のうちにプリメインアンプのE-3000にはプリアウトの端子があることを確認してある。ここから常時出力されている信号をPM-SUBmini2の入力端子に繋げばいいはずだ。
結線してみる。


ちょっと足元が煩くなったが部屋の角なのでそんなに目立たないからこれでいこう。
クロスオーバー周波数、音量、位相反転、オートスリープなどのパラメータがあるが適当に設定して電元を入れるとPM-SUBmini2の電源ランプが青く点った!


鳴らしてみる・・・良いじゃん!
ふくよかさと音の余裕が加わり、繊細で「か細かった」音が存在感のある音になった。
スーパーウーファーではなくサブウーファーでしかないPM-SUBmini2、でも今度のメインシステムには君の活躍の場があった。

夕方ちょっと出掛けてきて帰宅してから夕食、その後にCDを聴く。トミー・フラナガンの”Sea Changes”、好きなアルバムだ。
聴いていて気付いた、明らかに良い低音が出ているじゃん!思わずにんまり。
フォノイコライザーのLXV-OT10といい、このPM-SUBmini2といい、それまで目立たない存在だったコンポーネントたちがダウンサイジングで感じていた寂しさを払拭してくれた。嬉しい。

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