色々とあって今年は実家に帰っていなかった。で、すでに7月となったので慌てて里帰り。
久し振りの強い雨の中、134号線を通って鎌倉に。思ったとおりに道は空いていた。
修復の終わった段葛を初めて見る。
砂利道は舗装路に、脇の風化した石垣はしっかりしたものに作り直されていた。ここまでは良かったが、桜の木は全て若木に。確かに全面修復だったので古い桜の木を置いておくところがなかったのかもしれないが、工程を工夫するなどしてあの見事な古木を保存してやることはできなかったのだろうか。
新しい桜の木が立派に育ち、満開の桜の花のトンネルが見れる前にこちらの寿命が尽きてしまいそうだ。
鎌倉の実家に行く楽しみの一つ(いや唯一か・・・)は「つるや」のうな重だ。
つるやは和田塚にあるらしいが、僕は出前しか食べたことがないので店に行ったことはない。なんでもミシュランの星をとったとか。
いつもは下から2番目のうな重を取っていたのだが、というか何段階あったかも知らなかったのだが、先週ネットで調べるとつるやのうな重は4段階あったので、今回は母親に一つは(=僕のは)上から2番目のにしてくれと頼んでおいた。
母親が気を利かせて1番上のを注文しておいてくれたので、いつものより随分と立派なうな重に初お目見え。
おお~豪華!串の大きさも違うね。味のほうはどうかと言えば、肉厚なこともあってジューシーの一言。あっという間に平らげてしまった。
帰り道も134号線を。
雨も上がって、稲村ガ崎あたりからの江ノ島とその向こうに見える箱根、伊豆の山には低く雲がかかって絶景だった。
時間も早かったのでモールフィルに寄って帰ることにした。屋上の駐車場からの360度の眺めも迫力あり。さっき見えた富士山の頭が近く迫って見える。
雲の広がり方が異様だ。
ふと東を見れば、こちらは青空。江ノ島の灯台がこちらを向いてピカーっときた。
もう少しマメに里帰りしようと反省の一日だった。