NASの修理

先日「ピー」という警告音と「ゴゴゴゴ・・・」という異音とともに赤いランプが点滅して音楽が再生できなくなったNAS。

IOデータのHDL2-A4.0という機種で、2TBのHDDが二つ内蔵されていてRAID1、すなわち二つのHDDはミラーリングされている。

上の写真を見てもわかるように、そのうちのHDD-1がダメになったらしい。
事前に色々とネットで調べてみると同じ容量のHDDがあれば、HDDの交換は非常に簡単らしい。

しか~し、ちょっと考えた。
RAID1は二つのHDDが常に同じになるようにバックアップする設定なのだが、HDD-1を新品にした際、HDD-2に残っている音楽データをHDD-1にコピーしてくれればよいが、もしまっさらなHDD-1をHDD-2にコピーしちゃったら音楽データが全部消えちゃうじゃないか・・・と。
でも、いくつかの経験談ではそのような「事故」は起こっていないようなのでエイヤとHDD-1を新品に交換することにした。


NASの蓋を外すといとも簡単にHDDが着脱できる構造。
HDD-1をSeagateのBarracuda2000GBからWDのWD20EZR2に交換して電源を入れる。

あっけなくNASは起動し、異音も消えてLEDランプは緑になった。

OKだわ。
念のためにPCでNASの状態を確認すると。

二つのHDDはしっかりと認識され、RAID1の状態は「再構築」となり、HDD-2のデータHDD-1にコピーされ始めたようだ。

ネットワークプレーヤーで再生をしてみると、こちらもあっけなく成功。
ちょっと手応えが無かったが、NAS様の機嫌が悪くなる前にこれでよしとしておこう。