長いこと自作のデスクトップを愛用している。
このデスクトップの起源をたどると1996年(いや1997年かもしれぬ)の初夏に英国で購入したGatewayになるのだが、その後約10年にわたる紆余曲折を経て現在の姿に至っている。
CPUはPentium-1の133MHzからPentium-4の2.2GHzへ(大した事ないか)、それにつれてOSもWindows3.1→95→98→ME→98SE→XPとめまぐるしく変わってきたのである。
筐体を含め、何一つハードウェアは初期のものを残していない。(しいて言えばSCSI接続のNikonクールスキャンがあるけど最近まったく使っていない。)
能力的にはまだまだきちんとソフトを走らせることもできるし、画像加工もできる。
しかしながら、いくつか内蔵されているHDDが軒並みに不調をきたし始めたのである。
HDDそのものの問題ではなく、マザーボード側の制御の問題らしい。
だましだましUpdateしていくのもそろそろ限界か・・・と思いつつも今回の更新はハードウェアのほぼ全とっかえになることが予想され、なかなかふんぎりがつかないのである。
そんな時、息子がDynabookを貸してくれるとの申し出。
大学入学の際に学業用に買ったものだが、学校用は昨年VAIOになったので遊休設備となっていたのだ。
このDynabook、なかなか良い。
なんといってもスイッチひとつで起動、終了できるのが良い。(デスクトップだって本体とモニターの二つなんだけど、この差は大きいのだ。)
画面は16:9だし大きいし、ノートPCながらnVIDIAのグラフィックカードも入っているし。
これに合わせた外付けの250GBのHDDも誕生日のプレゼントでもらっちゃったし、今は専らDynabookな毎日なのである。
このブログも今回からはDynabookからの発信とした。
デスクトップはちょっと休息ということで、お洒落な(ちょっとシブすぎ)カバーで覆われているのである。