昨年あたりから、家中の床にニスを塗りまくっている。
元はと言えば、孫が大きな傷をつけてしまったリビングとダイニングの床の補修に始まり、洗面所など水に晒される床の保護にとやりだすと止まらない。無垢の木材はサンダーで削って、ニスを塗って、ワックスで仕上げるという工程を丁寧に行うと、たいていの場合「木のぬくもり」を感じさせるような良い質感になる。
しかしながら、あくまでも素人のやることなので目立つ箇所はちょっと躊躇う、というか必要な個所だけに限ってやってきたのだが、今回はちょっと思い切ってダイニングルームの天板に挑戦してみた。此処はコーヒーを淹れる場所なので、よく見ると瑕や染みが結構あるのだ。此処を失敗するとかなりの痛手だが、思い切ってやるしかない。
まずはオービタルサンダーで表面を削る。#120ぐらいの粗いものにしないと瑕や染みは取れない・・・明るい木の木目や目地が出てきてちょっと不安になるが、始めてしまった以上後戻りはできないので力を込めてガンガン削る。
綺麗に水拭き、乾拭きをしたらニス塗りだ。勿論、いつもの水性ニス。
塗ったら#400のサンドペーパーで軽く表面を均す、また塗る、また均すを三回繰り返した。余ったニスでドリップ用の器具も塗ってやった。
思ったよりも濃い色に仕上がったが、まあまあいいではないか。まずは成功ということで。でも、ダイニングルームに面したメインの天板をどうするかは思案中。