復活

2月にムーブメントが完全に壊れてしまい自力での修理を断念した置き時計、これは今から10年以上前に働いていたタイの会社の記念品だ。創立記念日だかクリスマスパーティーかなにかで全員に配られた安物、おそらく日本円にしたら千円前後ではないかと思われる。
完全にアナログな時計、そして日めくり機能はなんと手押し。やり忘れるといつまでたっても月日は進まない。そんな人間味のあるところが魅力的で帰国後もリビングの一角に置いておいた。毎朝日めくりを進めるのが楽しかった。しかしながら前述のようにムーブメントがダメになってしまったので、今はただの日めくりカレンダーとなっている。


このままでもいいか・・・、とか色々と考えたのだがやはり時計としての機能を回復させたい。そのやり方としては:
① 同様のムーブメントを調達して交換する。
② 文字盤に四角い穴を開けて、裏面に旅行用のデジタル目覚まし時計を貼り付けてその表示部を見せる。
という二つを考えていて、②を本命として旅行用の目覚まし時計も見つけておいた。
ところが先日、ふと第三のやり方が閃いた。使っていない腕時計のバンドを外し、文字盤の表面に両面テープで貼り付けてしまうというもの・・・SWARCHの「IRONY」なんかがいいではないか。
ということで早速加工を開始。革バンドがなかなか外れずに苦労していたのだが、この革バンド、二度と使うこともないので引きちぎって外すことにした。
使われているボタン電池は「SR936SW」という1.55Vのもの。早速Amazonで買おうとポチる前に電池のストックをチェックしたらありました。


この置時計、何回か分解・組立てをしているので、あとは難しいことはほとんどない。



SWATCHを厚めの両面テープで文字盤に貼り付けたら完成だ。


なかなか良いではないか・・・復活!

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