クレマチスの誘引

我が家にあるクレマチス3種のうち唯一の旧枝咲き品種の柿生の誘引をやってみた。
柿生の話に入る前にブラックプリンスとプリンセスダイアナは新枝咲き品種なので地面から一節半の位置でバッサリと切り落とした。これでお終いなので手が掛からない。
旧枝咲きはその名の通り今年伸びた古い枝に来年花を咲かせる。一見すっかり枯れているように見えるのだがよく見ると白くてふっくらとした花芽がたくさん付いている。このひとつひとつに来春花が咲くのだと思うとちょっと信じられない。


先月のうちに葉は全て取り去りフェンスからも解いておいたのでそれをトレリスとフェンスに誘引する。絡み合った枝をほぐしてみると7本あった。どの枝にも花芽が付いているので間引くのはやめて全ての枝を誘引することにした。
誘引の基本は「寝かせて留める」らしい。3本を右手に、そして残りの4本を左手に分けて誘引した。


バラと違って留め付けは緩めにということなので、まずビニタイを構造物に固定し、輪を作る様にしてクレマチスを通して留め付けるの繰り返しだ。
左手はこれから誘引するピエールドゥロンサールと重なるので、まず柿生を留め付けた上でピエールドゥロンサールを誘引するという手順にした。つるバラと違ってこの季節のクレマチスの枝には弾力がないので折らないように気をつけてさえいれば思いのままの形に誘引することができる。


これにて年内のクレマチスの作業はお終い、あとは年が明けてから寒肥を施す予定、柿生は今年4つの花を咲かせたがこの蕾の多さを見ると来年は二桁の花が咲くだろう。今から楽しみだ。

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