第四のクレマチス

昨年まで花壇の一角に植えてあったシマトネリコを車庫の方に植え替えたので、ちょうど良い感じで花壇の南側の二本のバラの間が空いている。今年はイングリッシュガーデンの苗を植えないことにしたので日当たりも良さそうな場所だ。ということで、そこにはクレマチスを植えようと思って園芸店に苗が出てくるのを待っていた。

床屋に行った帰りに寒川のJAの隣の園芸店を見ると・・・あったあった。10種類ぐらいのクレマチスの苗が置いてある。
今回のクレマチスに関して考えていたことは:
①青または水色、または明るい紫系の花が咲くこと
②四季咲きで初夏から晩秋まで開花と切り戻しを繰り返すこと(新枝咲き=強剪定)
だった。

で、みつけたのがこれ。


『H・Fヤング』という品種。
色合いが良いではないか、ネットで調べると咲き進むにつれて水色っぽく変化していくとのこと。消費税込みで385円とこれまた財布に優しい。(午後、湘南台の園芸店で見つけたクレマチスはなんと3,600円!何がどう違うとそんな価格になるのだろう・・・)

昨年、三種のクレマチスを育てたのだが、新枝咲き品種は「『ブラックプリンス』と『プリンセスダイアナ』、そして旧枝咲き品種が『柿生』だった。
旧枝咲きの『柿生』は鮮やかな赤の立派な花を咲かせたが、花数は少なくて返り咲きも一回だけだった。
その点、新枝咲きの二種は花そのもの迫力は『柿生』に負けるものの花数が多く、開花~強剪定~開花を晩秋まで繰り返した。なので今回も新枝咲きにするつもりだったがちゃんと確認しなかった・・・『H・Fヤング』はなんと新旧両枝咲きという微妙に難しい品種だ・・・が、これの栽培を通してまた一つ学んでいくことにしよう。

買ってきた苗はポリポットのまま一晩メネデール溶液に浸けておいた。
明けて土曜日、ポットから苗を出してみる。しっかりとした根が張っているので安心。


植え付けの用土は二層構造にした。牛ふんたい肥を入れたいところだがストックが無かった。しかしながら此処の土は昨年のうちに土壌改良済なのでそれをベースにすれば問題ない。いつものように思いつくまま色んなものを混ぜ合わせる。
深い層:ベースの土にバーク堆肥、十万年腐葉土、醗酵油かす、骨粉入り油かす、マグァンプK(大粒)、オルトランDX
表層:深い層のブレンドに赤玉土、鹿沼土、燻炭、バラの肥料、マグァンプK(中粒)
というような調子で適当に混ぜていく、これが楽しい。
クレマチスの苗の植え付けの基本は深植えなので、他の3本と同じようにレンガ風の枠で高さを稼いだ。枝先がほとんど見えないぐらいに植えるというか埋める。


右(南側)が『マリーヘンリエッテ』、左側が『ロマンティックチュチュ』だ。どちらもピンク系のバラなので『H・Fヤング』青・紫系の花が新たな彩りを加えてくれることだろう。


旧枝咲きの『柿生』に続いて5月には咲き始めるであろう、今から楽しみだ。
新旧両枝先の剪定についてはそれまで予習しておかねば。

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