CDはVRDS-10、カセットはV-8030Sと音源系はTEACで固めている。
両者に通じるポリシーというかコンセプトというかフィロソフィー、どれでも同じかは「ひたすら強固であること」である、とTEACの開発者でもない私が言うのも変だが、絶対にそうである。
VRDS(Vibration-Free Rigid Disc-Clamping System)というシステムそのものの発想からしてそうだし、V-8030Sもカセットハーフをガッチリと押さえ込むというところの思想にVDRSと相通じるを感じるのである。
先日オーディオショップで見たCECのCDプレーヤーやLINNのアナログプレーヤーは、フローティングとベルトドライブにこだわったオーディオであるが、VRDS-10とV-8030Sはその対極にある「どうだまいったか、動けるもんなら動いてみろ」みたいな路線を行っている。
ただ、一点気に入らないところがあるのである。
脚、あんよ、アシである。
一見、金属(真鍮あたりか)削り出しのように見えて、実のところは樹脂なのである
左がVRDS-10の右がV-8030Sの脚。これは許せん
という事でいつものオーディオショップに直行、単純である。
で、入手したのがこれ。
知る人ぞ知る、TAOCのTITE-25SPという鋳鉄製のインシュレーター。
ひたすら強引に高剛性である。
途中省略で・・・
<使用前>
<使用後>
うーん、すんばらしい
本当は剛体同志の結合ではなく、間になにかアタリを均等にするものとか、仲を取持つものとかを入れるものなのだろうけど、それは夏休みの宿題という事で本日は「剛に入れば剛に従う」、「オトコは剛球一本勝負」状態なのだ
音的には、低音ゴリゴリ。こんなに予想通りの効果が出ることも珍しい。
いいねぇ
ところで、ついでにV-8030SのプラグもがっちりタイプのオヤイデP029にしておいたのだ。
ところがである・・・好事魔多し
V-8030Sの挙動が変なのだ。電源を入れると「PLAY」ボタンと「REC」ボタンが数回点滅し勝手に録音状態になる、カウンターが「-0004」まで瞬時に巻き戻される、出力レベルが明らかに低い・・・という問題が発生
ああ、今年の8月もTEACの修理センターにお世話になるのかぁ
ということで to be continued・・・
脚だよ、脚! ・・・ 晴れのち曇り(失敗談付き)
- 真夏の夕焼けは濃いねぇ
- 可愛い子にはまた旅を・・・