雪が来た!

日本に帰ってきた2014年の2月の大雪以来の大雪が関東地方に降った。
前回は帰任前で体験していないのだが、家人はタイからの帰国時に成田で一日の足止めを食っている。

天気予報は15時ごろからの降雪を予告していたが、実際の降り始めは昼前からだった。
最初のうちは霙(みぞれ)だった雪だが、午後1時ごろには本格的な雪となり草地から積もり始めた。
降雪を予想して早退を予定してはいたものの、退社時刻を前倒しにする必要が出てきた。
駐車場に行ってみるとすでに雪が車に積もり始めているので慌てて退散。

帰宅した頃から本降りになってきた。

14時には車も道も真っ白になり始めるが、まだ車種の判別はできる。

16時過ぎにはロードスターの方はそのシルエットでなんとか分かるが、もうBMWの方は判別不能に。

夕食を済ませて外を見るとまだ雪は降っている。
車も家並みも幻想的な眺めになってきた。砂糖菓子のようにも見えてくる。

翌朝7時。
近所の人達が動き出す。
チェーンを巻いて恐る恐る走ってみる車、そのままで大丈夫な車と様々だ。

汗をかきながら車庫とそれに面した道の除雪をした。

結構な重労働。
これを冬なると毎日のようにしなければならない雪国の人は大変だなぁと思った。

で、会社に向けて出発。
図体は大きいがタイヤは夏タイヤながら新品のBMWと、タイヤの山は5分山だが小さくて身のこなしが軽いロードスターかで迷ったが、いざという時の身軽さでロードスターを選択。
これが間違いだったかなぁ。
まず家から表通りに出るまでの緩やかな坂を登れない。
バックして勢いつけて何回も試みるが同じところで動けなくなる。
では反対周りとか苦労すること十数分で表通りに。
表通りは交通量も多いので問題なく会社の駐車場に到着・・・だが駐車場は真っ白だ。
自分の位置にたどり着くまでに完全に力尽きた。

応援というか救援を呼んでなんとかなった。
昼間がかんかん照りだったので、帰る頃はすっかり雪は解けていた。

いや~、自然の威力に人間の力、桁違い過ぎる~、を体感した降雪だった。