亡くなった義母が専ら株価放送を聴くために使っていたトランジスタラジオ、長い間放置されていたが使ってみようということになった。
単三電池を3本入れて電源兼ボリュームスイッチを回すがうんともすんとも言わない。 もうダメかなとも思ったが、こういう時は以下の手順で再生を一応やってみる。
まず、裏蓋を外してみる。これだけでは何もわからない。(わかる人もいるらしいが)
その次は溜まった埃をエアダスターで吹き飛ばしてやる。まあ、これだけでは何も起こらないだろう。
で、最も重要な工程・・・接点復活剤のスプレーをここぞとばかりにあちこちに吹き掛ける。
裏蓋を元通りに締め付けて電池を入れれば修理はお終い。あとは外装を綺麗に拭きあげてやる。
果たして・・・
目論見通りに電源が入って音が出た。なんてことはないが、感動の一瞬である。
出てくる音は昭和の匂いがするのかと思いきや、しっかり現代の音だった。