「レコード洗いの儀」なるプロセスを確立し、次々と古いレコードをクリーニングしている今日この頃だが一点の変更あり。
中性洗剤で洗ったあとのリンス(水道水の塩素除去のつもり)には浄水器の水を使っていたのだが、精製水が出回り始めたので精製水を使うことにした。
この精製水。ただの水ではあるのだが結構色々な活用法があるようだ。
車のガラス内面などでは下手なガラスクリーナーを使うより全然良いらしい、何しろ拭き残しが無い。なのでレコードのリンスにも最適なはずだ。
今まで精製水を使ってこなかったのは入手の問題もあるが、コロナウイルス対策として何らかの医療的な目的に使われているのであればそちらを最優先すべきだろうという自分なりのプライオリティがあったので。ところが最近はドラッグストアでも潤沢に在庫もあるようなので使用することにした。
なんたって安い。一本100円余りだ。
早速使っているがその効果の検証までには至っていない。その辺はまあぼちぼちと見ていこう。
いくら丁寧に洗っても除去できないのがレコードの瑕。中古品だからしょうがないといえばそれまでなのだが、お気に入りのレコードに限って瑕があるのだ。
これだけは直しようがない(あるのかもしれないが)ので、どうしても瑕なしを聴きたければ程度の良い中古品を探すか新品を入手するしかない。
新品の方がいいに決まってるが、そうそうリマスター版があるとも限らないので良さそうなのを見つけたらそんなに高価でない場合には購入する。もちろんネットでの購入である。
で、今回入手したのがこれ。
ジョージ・ベンソンの銘盤「Breezin’」だ。この手の復刻版レコードでよく見るdodax製、スイスでプレスされているようだ。
もちろん瑕はないのだが、音質的には必ずしもこちらの方が良いとは限らないというのもよくある話。はたしてこのレコードはどうだろう。
でも楽しみだね。