四たび北海道に

総武本線の終点の銚子の先には銚子電気鉄道があったので急遽ゴールをその終点の外川にしたのだが、なにせ全長6.4kmの路線なので足掛け二日で歩き切ってしまった。

有名な外川駅

次なる路線はもう決めておいた。
原則として、乗車したことがある路線もしくは旅行で訪れた地を走る路線という事にしてあるので大物はことごとく制覇してしまった。で、色々と考えた結果が日高本線だ。
苫小牧と様似を結ぶ146km余りの路線で、途中の鵡川には会社のテストコースもあるので馴染みの深い地域だ。
しかしながら2015年に発生した一連の災害によって鵡川~様似間は不通となっており、近々結論が出ることになっているという事だが、残念ながら復興の可能性はほとんど絶たれている。
そんな日高本線沿線には2017年の10月に訪れた。
いつもながらの飛行機+レンタカーの旅だったが、とかち帯広空港を起点に大樹町、広尾町を通って黄金道路を経て襟裳岬というのが初日のハイライト。

波静かな黄金道路 (2017年10月)
ほぼ無風の襟裳岬 (2017年10月)

あまり期待していなかったというと失礼な言い方になるが、襟裳岬を回って日高山脈の西側の日高地方に出てみたらとても味わい深いところだった。景色といい、食べ物といい、町の風情といい、琴線に触れるものがある良い旅だった。

襟裳岬から日高地方を望む (2017年10月)

今回の日高本線の旅では今は不通となっている終点の様似から苫小牧を目指していきたい。(下の地図の右下の隅のところが様似。)

様似を出発