電源を改良

サブシステムのアンプ対決はLXA-OT1改がやはり優勢。専用のアナログ電源を持つLXV-OT7改なのだが、この構成の中では何故かOT1改に歯が立たない。と、ここまで言ってみて思いついたことが・・・アナログ電源の切り替えだ。
LXA-OT1改はDC12V、そしてLXV-OT7改はDC15VなのでLXV-OT7改用に作られたアナログ電源はLXA-OT1改には使えない、と思い込んでいたのだが生みの親のF師匠の手に掛かればきっと12/15V切り替え式にできるに違いない・・・F師匠に聞いてみると二つ返事で引き受けてくれた。
ものはついでとLXA-OT1改についても改造をお願いした。現状では音量SWが電源SWを兼ねているので、毎回同じVOLで聴くことができないLXA-OT1改。電源SWと音量SWを独立させてもらえばいいのだ。これも改造可とのことなのでお願いした。

で、出来上がってきたアナログ電源がこれ。

左上に電圧切り替えSWが追加されている。
そしてLXA-OT1改の改造がこれ。

こちらは右側に電源SWが追加されている。これで直前と同じ音量で音楽を聴くことができる。

LXV-OT7改とLXA-OT1改、そして電圧切り替え式のアナログ電源を並べるとこんな感じになる。良いではないか。

早速 LXA-OT1改を従前のACアダプターとアナログ電源で聴き比べる。視聴はラズパイDACでNASに格納されている曲のいくつかをプレイリスト化して。LXA-OT1改に電源SWを設けたお陰で、裏側の電源入力端子を繋ぎ換えながら行えば同じ音量での比較試聴が可能になった。

しかしながら比較視聴は程なく終了。何故なら、今後の電源はアナログ電源に決まっているのだからこの比較視聴の目的はACアダプターの粗探しでしかないので、それでは今まで頑張ってくれたACアダプターに失礼過ぎるではないかと思ったからだ。
心を鬼にして言うとすれば、大きな差は無いのだがアナログ電源の方が聴き疲れのしない大らかな音・・・電源容量が大きいのだから当たり前かもしれないが。余韻も綺麗かな。
ACアダプターが全部負けるかというとそうでもない。歯切れの良さ、輪郭の鋭さではアナログ電源に勝っている印象だ。

年が明けたらLXA-OT1改の筐体にも手を加えたいと思っている・・・もちろんF師匠頼みなのだが。なので、このカテゴリーから「DIY」は外すことにした。

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