FA-66ご乱心 その①

Amazon Music Unlimitedに加入し、サブシステムでも一億曲のハイレゾな再生を目指していた今日この頃、突如としてデスクトップPCのサウンド機能がおかしくなった。

どんなことが起きているかを順不同に挙げてみると:

(a) サブシステムの音声信号は必ずサブウーファーのPM-SUBmini2を経由する。サブウーファーを使わないときも信号はパススルーされてアンプに送られるような接続となっている。従って、どの音源(ラズパイDAC、テープデッキ、FMチューナー、そしてFA-66)でもSWを入れればサブウーファーを鳴らすことができる・・・筈だったんだが、何故かFA-66からの信号にはサブウーファーが反応しない。
(b) 全ての結線をやり直したが(a)の症状は変わらず。パソコンのサウンドの設定を弄ったり、プラグを挿すところを変えたりしているうちに全く音が出なくなった。
(c) ジタバタして音は出るようになったが、ラズパイDACとFA-66経由の音源を比較試聴すると曲によって明らかに両者の音が違う。ラズパイDACに比べ、FA-66の方の音数が少ない。
(d) FA-66の代わりにPC本体裏面の昔ながらのアナログ出力に繋ぐが、それも鳴ったり鳴らなかったり・・・挙句の果てに「スピーカー」という名で認識されていたPCのアナログ出力がデバイスマネージャーから消えてしまった。

あれれれれ・・・である。

迂闊にも、先日サブシステムとデスクトップPCを繋ぐ際にいつもなら行なうNORDOSTのチューニングCD音源でのチェックをしていなかったのだ。早速やってみる・・・と次なることがわかった。

<接続①>

起点:デスクトップPCのPCIカードに挿したFireWireのボード
→FireWireケーブル
→FA-66
→「OUTPUT-1」(背面のΦ6.3mm標準Phone端子)
→Φ3.5mmミニプラグへの変換アダプター
→ミニプラグ~RCAケーブル(5m)
→インプットセレクター(AS44)
→スーパーウーファー(PM-SUBmini2)
→LXV-OT6改
→LXV-OT7改
→スピーカー

結果:音は出るがLH信号のみ出力され、且つモノラル再生となっている。

<接続②>

デスクトップPCのPCIカードに挿したFireWireのボード
→FireWireケーブル
→FA-66
→「PHONES」(前面のΦ6.3mm標準Phone端子)
→Φ3.5mmミニプラグへの変換アダプター
→ミニプラグ~RCAケーブル(5m)
→インプットセレクター(AS44)
→スーパーウーファー(PM-SUBmini2)
→LXV-OT6改
→LXV-OT7改
→スピーカー

結果:LH/RH信号がきちんと分離したステレオ再生。

<接続③>

デスクトップPCのPCIカードに挿したFireWireのボード
→FireWireケーブル
→FA-66
→「OUTPUT-2」(背面のΦ6.3mm標準Phone端子)
→Φ3.5mmミニプラグへの変換アダプター
→ミニプラグ~RCAケーブル(5m)
→インプットセレクター(AS44)
→スーパーウーファー(PM-SUBmini2)
→LXV-OT6改
→LXV-OT7改
→スピーカー

結果:音は出るがRH信号のみ出力され、且つモノラル再生となっている。

う~ん、ここまでの結果からはFA-66はDA変換しているものの、
「OUTPUT1=LH音声、OUTPUT2=RH音声、PHONESはステレオ音声」
ということが分かった。・・・OUTPUT1もOUTPUT2もステレオ音声だと思っていたのだが。

う~ん、悩みは深い。


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