タイに行っている間、息子に預けてあったRX-8が戻ってきた。
走行距離は3万4千Kmあまりだが、車齢も7年を超えあちこちに疲れが見え始めている。
久し振りに洗車をして室内も綺麗にした。
その後、感覚を取り戻す為に近所を走ってみる。
ショックアブソーバーがヘタってきたのだろうか、足がバタバタする感じ。
停車時のアイドル振動も大きい。(もともとアイドル振動は大きいのだけど)
運転席の革シートもヘタっている。
やはり車も年をとるのである。
だが、乗ってみると面白い。
スポーツカーは やっぱり魅力的だ。
帰国を期に買い替えも考えていたRX-8だったが、乗り続けることを決断した。
さっそくマツダの担当者に会って今後の作戦を練る。
「RX-8再生プロジェクト」である。
作戦を大きく分けると次の点となる。
①サスペンションの 若返り
②運転席シートの交換
③エンジンマウント の交換
サスペンションについてはいくつかの選択肢がある。
ノーマルの新品にするのが最も妥当だが、この際なのでマツダのオプションのAutoexeのストリートスポーツサス(KIJIMA SPEC)を選んだ。
これを入れると車高が調整式となり、バネ定数もダンパーの減衰力も若干上がるのでちょっと硬い乗り心地にはなるだろうが、足のバタバタ感は改善されるだろう。
運転席のシートはマツダスピードの純正品を考えていたが、既に生産終了で在庫も無いことがわかった。
そうなるとレカロにいくしかない。
数あるレカロの中で選んだのが、これSR-7F LASSICである。
SR-6よりも乗り降りがし易く、SR-11よりはスポーティ。
白いアクセントラインが素敵だ。
再生プロジェクトは部品が揃い次第実行することになった。
愛するRX-8が生まれ変わるのが、今から楽しみである。