アンプ基板のスワップ

今年の1月にサブシステムのアンプとなったLXA-OT1改を立派なケースに収めて悦に入っていたのだが・・・1年もたずにSRS-Z1改のアンプに替えることとなった。カスタム筐体の基板部分をスワップさせるということだ。勿論 電気道師匠におんぶにだっこなのだが。

今回のスワップをする前に電気道師匠にも来てもらってLXA-OT1改とSRS-Z1改の聴き比べを行なったのだが、音が出た瞬間に「絶対にこっち(SRS-Z1)」という師匠の感想。やはりアナログアンプは音の優しさ、奥床しさでデジタルを凌ぐというのが師匠の結論だった。事前にやっていた僕の試聴の印象も同様だったので迷うことなく基板のスワップを行なうことにした。
何かと忙しい師匠だが仕事は早い。しかしながら今回の基板のスワップには三日ほど掛かったとのこと。今までの経験からみるとかなりの難工事だったのだろう。

これが1月の外観。


内部はこうなっている。大きな筐体に小さな基盤が余裕をもって収まっている。


そしてこれが今回の外観・・・ロゴが変わっただけだ。


だが中身はこの通り。SRS-Z1から取り出した基板は思いのほか大きく、そして全てのスイッチ、ノブ、端子などは今ままでのものを流用という厳しい注文を満たすとこういうことになる。


暫くの間の代打だったLXV-OT7改と交換。専用のアナログ電源もSRS-Z1改の電圧に合わせて9Vのポジションを新設してもらった。NORDOSTのチューニングディスクを使ってチャンネル、フェーズなどをチェックした、問題無し。ついでにシステム・デガウスとバーンインも行なう。


そしてその音。
先日のOT1改との聴き比べでも師匠が一瞬のうちに勝利宣言したSRS-Z1改。デジタルアンプのOT1改にはないしっとりとしたアコースティックな音色だ。出力もこちらの方が余裕がある。サブウーファーを鳴らしてないのに低音の量感がたっぷりあるしOT-1では出ていなかった音域まで下に伸びている。素晴らしい!
このアンプはサブシステムの真打として君臨することだろう・・・OT1改の時もそんなことを言っていたが・・・


今までの筐体に入っていたLXA-OT1改の方はSRS-Z1ブラックバードとのコンビでデスクトップPCのモニターとなる。こちらの筐体は以前使っていたものを再利用してもらった、理想的にはSRS-Z1の筐体を使いたかったのだが内蔵物の高さの問題があってそうはならなかった。
暫定的に使っていたOlasonicのTW-D6TVもそれなりに良い音していたのだが、このコンビに置き換えたらビックリする変化。歯切れが良く、迫力もあるLXA-OT1改のデジタルアンプの良さがデスクトップPCのPAとして活きている。こちらも大正解だ。


電気道師匠からのクリスマスプレゼントは最高だった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です