年を越したのでバラの手入れを再開。今日はつるバラの寒肥だ。
年間を通じてのバラの手入れの中でも花後剪定、冬の剪定と誘引、春~秋の消毒とならぶビッグイベントだ。春の開花に備えて十分な養分を与えるだけでなく、土壌改良という重要な役割のある作業だ。
簡単に言うと、バラの周囲の掘り起こした土にたい肥と肥料を混ぜ合わせて埋め戻すという作業だ。しかしながら今回の我が家の作業には二つのこだわりがある。
① 昨年黒点病に罹ったマリーヘンリエッテは掘り起こした土は再利用しない。ベニカX粒剤を少量添加して病害虫の予防を行う。
② 土壌改良剤と肥料は独自のブレンドを行う。
早速バラの根本を掘り起こす。ちょっと離れたところを掘り起こすのが理想だ。
これはピエールドゥロンサールだが、白髭のような根が沢山張っている、またすぐ隣のクレマチス「柿生」の黄色い根も張り出していた。なるべく切らないように掘り起こす。
そしてこれが今回の資材。
用土の部:「競走馬たい肥」が今回の光物。
そしてこれが肥料系その①。「醗酵油かす」、「骨粉入り油かす」などの有機系の基礎肥料。
そして肥料系その②。「マグァンプK」(大粒)とMyRosesブランドの「ばらの肥料」二種。
これらを掘り起こした用土(篩で土くれや古い根などを取り除いたもの)とよく混ぜて、バラの根元に戻してやった。支柱で突いて馴染ませることも忘れない。
時間的にはちょっと遅かったのだが、たっぷりと水やりをしてやってから「敷き詰めたい肥」でマルチングをしてやった。
これでつるバラとシュラブローズの寒肥は完了、ちょっと日を空けて木立ちバラにも同様に寒肥をする予定だ。
ひと月もすると新芽が出始めて葉が茂り、開花するまでの目に見えるような成長が始まるのが楽しみだ。
追記:木立ちバラの寒肥もやり終えた。手際が良くなったのでスイスイとできたし、たい肥と肥料の配合もいい感じにできた。
左側がノヴァーリス。
左がコンフィチュール、右がドレッシー。