近頃はオーディオのハードウェアの入れ換えも一段落し、落ち着いた日々を送っている。
(と言いつつもNA-11S1を入れたばかりだが・・・)
ハードに触れ調整をする事も減り、たまに弄るのはボリュームか入力切替のみという体たらくぶりである。
しかしながら、これはオーディオに対する興味や情熱を失ったわけではなく、音楽を聴くという行為に重きを置くという良い傾向に他ならない。
オーディオルームのソファに寝転びながらAccuRadioのクラシックを聴く、もしくはNASにリッピングされた音源を聴きながら読書をする。
一見、真面目に音楽と向き合っていないようにも思えるこの態度、実は僕にとっては非常にスムーズに頭に(身体に?)音楽が入ってくる状態なのだ。
目で活字を追いながらも、印象的な調べや響きにハッとする瞬間がある。完全にリラックスした状態では、感性の感度も向上しているのだろう。
こういう場合の音楽は大体がクラシックである。
最近よく聴いているAccuRadioにはクラシックだけでなく、ジャズやポピュラーなど数多くのジャンルがあるのだが、迷わずクラシックを選んでいる。時によってはBBC3であることもあるが、これもクラシック。
作曲家や演奏家にはこだわらない、彼方任せで勝手に流れてくる様々な曲を受け止めているだけだが、これが心地よいのだ。
いまどきのネットラジオは気に入った曲が流れている時にiPadの画面を触ればAmazonのCD売り場に直行、即購入も可。でも、AccuRadioの場合、米国のAmazonのサイトに直行なので残念ながら日本のAmazonのアカウントしか持たない僕は購入できない。(大量にCDを買い込む事にならなくて良かったと思う。)
ところで、我が家でのAccuRadio再生の方法だが、iPadのSafariでAccuRadioのサイトにアクセス、iPadのAirplayの出力先のNA-11S1でDAC変換したアナログ信号をC-48に送り込んで再生されるという仕組みである。(なんとヲタクな説明!)
Airplayのサンプリング周波数は44.1KHzのApple Losslessフォーマットでいわゆるハイレゾ音源の伝送には対応していないと言われるが、「ながら聴き」をするには十分なクオリティである。AccuRadioの再生にiPad、寝転びながらの読書にiPad-miniと2台のiPadを駆使しているので、AppleのCMみたいなのがちょっと笑える風景ではあるが。(iPad-mini1台でもできるのだけど、何故か2台使いが落ち着く。)
とかなんとか言いながら夏休みが過ぎていく・・・ちょっと反省してここ数日は図書館でCDを借りてきてリッピングしながら