ダウンサイジング序章

タイから帰国の前後、家も新しくなってオーディオへの環境が整ったことで長年の夢だったフルサイズのオーディオを導入したのは2012年ごろが始まりだからもう14年も経つ。
スピーカーはJBLの38㎝、アンプはマッキントッシュのセパレートとオーディオフリークなら誰もが憧れるコンビネーションにした。
CDプレイヤー、ネットワークプレーヤー、DACといったデジタル主導で始めたシステムだが、途中からレコードプレーヤー、カセットデッキといったアナログにも目覚めて今日に至る。

しかしながら退職を機に始めた断捨離というか終活の中でもオーディオには目を瞑ってきたのも事実だ。最後の牙城というか、其処には触れたくないという領域だった。だが昨年、指の骨折もあって長年続けてきたソフトボールを辞めたのを機にこの神域にも手を付ける気になった。
やると決めたら気が変わらないうちにと、ソフトボールの納会の翌日に馴染みのオーディオ屋に足を向けた。とはいえ長い間ご無沙汰だったので、店の雰囲気も店員も変わっていた。

オーディオの断捨離といっても、これだけ日常の一部と化している音楽を聴くのをやめるつもりは毛頭ない。将来的には音源の削減も含めた断捨離を目指すが、当面の課題はスピーカーとアンプのダウンサイジングである。
スピーカーとアンプだけで200㎏もあるのでこの先たびたび故障を起こしたり、身体が利かなくなってから処分をしようと思っても簡単に動かすこともできないのが最大の懸念だ。

ということで、大型のスピーカーは小型のブックシェルフに、セパレートアンプはプリメインアンプにということで買い替えを検討した。
試聴の結果、選んだのはデンマークDALIのRUBIKORE2というブックシェルフとACCUPHASEのE-3000だ。

正月休み明けの1月5日にシステムの入れ替えが決まった。フルサイズの愛機に別れを告げる。


思った通りに、いや思っていた以上にこのスピーカーとアンプは重かった。二人できたオーディオ店のスタッフが応援をもう一人呼ぶかどうかでかなり悩むほどだったが二時間近くかかってようやく車への積み込みを終えた。

その後に仮配線をして新しいコンビのチェックをする。
あ~、なんて余韻の美しい音だろうか・・・価格半分、重量1/4のコンビからこんな素晴らしい音が出てくるとは想像できなかった。嬉しい誤算だ。
チェックの途中でDALIのスピーカースタンドがどうしようもないほど剛性が低いことが判明して不採用となった。返品の上、代品を検討中・・・なので今はオーディオラックの上にスピーカーを置いているのでかなり狭苦しい。


なんとか全ての配線を見直し、ラックの背面の配線もグルーピングしてすっきりとさせながら作業を終えることができた。ラックの横に敷いてある大理石のボードの上にスタンドを置く予定だ。
音はといえば、昨日の仮配線よりもグレードアップ、きっと見た目のスッキリ感も影響しているのだろうが。
マッキントッシュのプリアンプに内蔵されていたフォノイコライザーがE-3000ではオプションのボードとなるのでどうしようかと思ったのだが、MytekのBrooklyn DAC+にもフォノイコライザーが内蔵されているので当面はそれでいこうと繋いでみた。ところがこれまたメリハリのある素晴らしい音だ。これまた嬉しい誤算であった。

スピーカースタンドの到着が待ち遠しい。

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