川の街 墨田・荒川・足立・葛飾

BMW320dの新車点検に行ってきた。
ディーラーの所在地は足立区だが、時間に余裕を持って少し早く家を出たので寄り道を。ちょっとした思い付きで目指すのは葛飾区の堀切菖蒲園だ。

荒川と綾瀬川が隣接し、そしてちょっと西には隅田川、東には中川と江戸川とまさしく川の街の様相を示している。

川沿いには必ずといっていいほど高速道路が、そして川と川の間の土手に囲まれた細長い土地に街ができている。街の形を決めるのは川の形だ。

広い川原には緑の草が気持ちよく生えているし、野球のグランド、ちょっと大き目の家庭菜園(私設フラワーランドみたいな)もあれば、釣りに興じる人も多い。遠くにスカイツリーも見えるし。


千住新橋で高速を降りて小菅の拘置所の脇を通って堀切菖蒲園に着いた。
ちょっと苦労して川原の駐車場を見つけた。
梅雨の合間の青空を渡る風が気持ちよい。

残念ながら、菖蒲園にくるのがちょっと遅かったようだ。
菖蒲は盛りを過ぎて元気が無い。でも、そこそこに綺麗ではある。


菖蒲園も良かったが、下町の路地裏に咲く紫陽花はもっと良かった。
このあたりは複雑に川が入り組んでいるので墨田区、荒川区、足立区、葛飾区が隣接しているが、どれをとっても下町中の下町。鉢植えの置かれた路地には情緒が漂う。

話は飛んじゃうけど、BMW320dの点検を待つ間、ディーラーに配備されたばかりのi3のデモカーに試乗させてもらった。
小さなエンジンが積まれたレンジエクステンダーだが、基本的にはEV(電気自動車)でアクセルを踏めば力行、アクセルを離せば必ず回生という割り切った考え方の制御だ。
そういえば、もうひとつのトピックスは息子から借りたGoProを付けて走ったこと。
藤沢から足立までの往復をTimeLapse撮影しながら走ってみた。
で、わかったことはTimeLapseは車載撮影には向いていないことだった。あれは、固定カメラで夕暮れから夜明けまでとか、都会の雑踏とかを写す時に使うものである。
来たる北海道旅行は普通の動画撮影モードにすることにした。実践と学習は大切だ。
いろいろと盛りだくさんだったが、総じては清々しくて気持ちの良い一日だった。