K2 S9900を聴く

僕にとっては普通の土日だが、世の中はシルバーウィーク。
旅行に行く人もいるけれど、じっと地元に残る人もいる。そんな人のために地元のオーディオショップでは連休のたびにイベントがある。
お盆休みのアナログ・フェアには行けなかったが今回のイベントの「K2 S9900を聴く」には参加できた。大幅に遅刻してしまったので席は無いだろうと思っていたが、途中で退席した人の席がひとつ空いていた、ラッキー。

K2-S9900は言わずと知れたJBLの上から二番目のシリーズだ。ちなみに最上位のシリーズはエベレストである。わかる人にはわかる話。
二番目とはいえ、一本220万円のスピーカーである。これに見合うCDプレーヤー、アンプなどを揃えればシステムの総額は1000万円クラスだろう、恐ろしい。
まず見た目の印象は「思っていたより小さい」ことである。K2というぐらいだからもっと背が高いのだと思っていた。とは言え立派な「なり」ではある。
k29900

ウーハーは38cm、中域と高域はホーンと構成的には我が家の4338と同じである。もちろん使っている振動系の材質やスロート径は異なる。
駆動するアンプと音源のCDプレーヤーはマーク・レビンソンであった。いまどき珍しい黒の装いが新鮮でこれまた格好良い。
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で、肝心の音はどうかということなのだが、まず視聴する音がでかすぎる!こんな爆音で聴いている人がどれだけいるのだろうか?はっきり言って聴き疲れする。
そうは言いつつも音質のことを語るのであれば、ひとことで言って4338の3倍の価格は???である。僕の耳が高級なものを受け付けないだけなのかもしれないが。
裏を返せば、我が家のシステムがかなり良い線いってるということにしておこう。
でも、耳の保養にはなったなぁ~というひとときであった。