いよいよ始まったゴールデンウィーク。
初日はTAS(辻堂オーディオソサエティ)の会合、と言いつつオーディオ道師匠を呼び寄せて肉体労働をしてもらう。
今回は裏側の配線を全て外し、配線自体の埃や垢を拭き取ると同時にオーディオ背面に積もった埃を掃除するという精神健康上は大変健やかなイベントである。
電源ケーブル、信号ケーブルまでは良かった。でも、スピーカーケーブルが曲者だった。
まず、スピーカー側のバナナ端子が外れない。端子のネジを緩めると外れるものもあるが、強固にしがみついているものもあり、あまり頑張って引っ張るとケーブルかスピーカー端子のどちらかが壊れてオシマイという感じだったので無理をせずになんとか凌いだ。
でもアンプ側のYラグは外して、端子回りの掃除をして組み直す。このYラグとアンプの端子が微妙に噛み合わない。
スピーカーケーブル端子は締めれば締めるほど接触も音も良くなるはずなのでプライヤーを使って六角のアタマを回す。
ちょっとトルクをかけ過ぎたかな・・・「ウン?!」・・・アンプ側の端子のネジをねじ切ってしまった。あ~ぁ。
このアンプは繋ぐスピーカーのインピーダンスに合わせて「8オーム」、「4オーム」、「2オーム」の端子があり、我がJBL4338は8オームであるので一番内側の8オーム用端子に繋いでいたんだけど、それをねじ切ってしまったので今はやむなく4オーム用端子に繋いでいる。
このアンプ、45kgもある巨体故にこれを純正の箱(これがまた巨大!)に入れて2階から1階に下ろして宅急便に渡すなどと想像しただけで眩暈がしてくる。
という事で修理は二の足を踏んでいるのだ。
4オーム端子に8オームのスピーカーを繋ぐと同じ音量を得るときのアンプの仕事が増えるものの実害は無いと(勝手に決め込んでいる)。
ケーブル回りの掃除を終えたステレオは見通しの良い新鮮な音を奏でてはいるんだけど・・・複雑な気持ちではある。