久々の帰省

今年になってから腰の手術なんかもあって隣町の実家に一度も帰ってなかった。
既に8月になってしまって、母の誕生日も近づいてきたので重い腰を上げて鎌倉に。

今回は電車で行ったので本当に久し振りの鎌倉駅。

初めてこの駅に降りたのはもう60年近く前のことだなぁ。
小学校の入学の抽選で「通ったら帰りに駅の不二家に連れていってあげるから」と言われて念力で当たりを引いたこと。
その不二家もいまだ健在だ。

リニューアルのために桜がなさけない若木になってしまった段葛を見ながら若宮大路をバスで走る。
折からの雨が窓ガラスに付いて叙情的な眺めに。

ピンボケの窓越しに見えるのは清水屋かな。ここも古いなぁ。

終点の大塔の宮でバスを降りて小川沿いに実家に向かう。
途中テニスコートを過ぎたあたりから急に視界が開けた。
何十年もかかってできた「永福寺跡」の公園だ。

土台だけ復元したところで予算が尽きたらしい。まあ、それもいいではないか。

実家の周りは相変わらず緑が濃い。酸素が、オゾンが濃いのだろうな。

とか思いながら雨の中を歩いた。

鶴屋の鰻は美味かった。
めでたしめでたし。