デジタルオーディオ地獄

冬休みの「ケーブル繋ぎ直しの儀」に始まったデジタル系のマイナートラブル。
そもそもの発想はCDプレーヤー(K-05)、ネットワークプレーヤー(NA-11S1)、単体DAC(Sonica DAC)とプリアンプ(C48)の間で色々と切り替えて、それぞれのDACの音の違いを楽しもうというものだった。
具体的には、K-05/NA-11S1/Sonica DACを同軸デジタルケーブルでシリーズ(直列)に繋ぎ、且つ、それぞれからのアナログ出力をC48に送るという構成、そんなに突飛なものではない。
Sonica DACが届いた直後に繋いだ時は問題なく動作した。

ところがである。
オーディオ裏の掃除とそれに伴うケ-ブルの繋ぎ直しをした直後からおかしくなった。

まず、K-05からNA-11S1へのデジタル信号伝送ができなくなった。
NA-11S1の表示は「Signal Unlocked」となり、K-05からのPCM信号のサンプリング周波数(44.1kHz)の認識ができてないようだ。

で、NA-11S1を経由せずにSonica DACに直繋ぎをした時には、ある時は上手くいく(PCM 44.1kHzと表示)が暫くすると「No Signal」になってしまい安定しない。

NA-11S1からのデジタル出力をSonica DACに入れても同様に不安定だが、K-05からよりは成功率が高い。
で、同軸ケーブルではなく光ケーブル(TOSリンク)を使ってやるとK-05からSonica DACできちんと「PCM 44.1kHz」となる。
でもK-05からNA-11S1を光で繋ぐとNGになったりOKだったり・・・

D&M、Oppoのお客様サポートに相談したところ、どちらも大変真摯に対応してくれて、いくつかの接続テスト(上記のような)を促してきてくれたが結論的には「修理の必要有り」だった。
此処まで来たところでハタと気付いた、というか閃いた。
これらの接続に使っている同軸デジタルケーブルである。
一つはWireWorldのもので、もう一つはAcrolinkのもの。前者は昔から使っているもので、後者は今回Sonica DACと同時に購入したもの。
どうもWireWorldが怪しい・・・どうもこのケーブルについて回ってるような気がする。

という事で電気のスペシャリストにケーブルを見てもらった。
その結果・・・「このケーブル、断線してますよ。しかも両端とも。」 
!!!

なんということだ。恥ずかし~
週末を待って確認してみよう・・・全ての悪の根源はケーブル繋ぎ直しの儀、そしてRCA端子掃除の器具だったようだ。

これだからデジタルは恐いよね~