一件落着 (ThinkPad E580)

先日からずーっと苦しんでいるPCオーディオ用のノートPCの不調。
そもそもの始まりは休眠中のAcerのノートPCに手を入れてFoobar2000の専用機として復活させようというDIYの試みだった。
古いノートPCリフレッシュの常套手段であるHDDのSSD化、RAMの積み増しを実施。それによってPCとしての性能は大幅に改善され、レスポンスも今どきのPC並みになったのだが。

苦行の始まりはブラウザのChromeのフリーズだった。常に最新版のChromeにアップデートし、履歴の削除などの手を打つもののすぐにフリ-ズしてしまう。
で、次に打った手はOSのアップデート、Windows-7をWindows-10にした。
これでChromeに起因するフリーズ問題は再発しなくなったが、次に生じたのが頻繁な再起動。
PCの起動時にも発生するし、普通に使っている最中にも何の前触れもなく再起動。Foobar2000で気持ち良く音楽を聴いていると突然無音に・・・でPCを見ると水色の再起動画面になっていて永遠に再起動のループから抜け出すことができない。これに関してもネットで調べた各種の対策を行ったのだが根本的な解決には至らなかった。

ということで、ここのところはせっかくのBrooklyn DAC+もほぼ開店休業という状態だったのだ。
で、色々考えて行き着いたのがこの解決案。

PCの買い替えだ。
色々と苦しんだAcerのPCは2010年夏のタイ赴任の直後にプライベート用として購入したもの。8年以上にわたってタイでも日本でも十分活躍してくれたのでこの辺でその任を解いてもよいのではないかと事にしたのだが、その心境に至るまではかなり時間が掛かった。
その間、数十回に及ぶOSの再インストールとそれに伴う各種ソフトのインストールを行った。やることは全部やったということにしようではないか。その様子を見ていた家人にも背中を押してもらい、ついにPCの買い替えとなったのだった。

そうと決まるとそこから先は早い。
今回のPCはPCオーディオの専用機であるから、やたらとハイスペックなものは不要だ。高性能なCPUとグラフィックチップなどを搭載すると、その熱を捨てるためのファンがブンブンと回るのでオーディオ用途には向かない。なので、普及機が良い。
最近人気があるのはHPらしい、たしかにデザインが洒落ていてスペックの割には価格も安い。それと双璧なのがDELL。こちらは昔ながらのフルカスタマイズで自分の使用用途にあったスペックのPCを合理的に構成できるところが良い。
ただしHPは人気のせいもあって納期が非常に長いらしい、一説には1か月半待ちもざらだとか。なのでHPは却下。
それならDELLなのかということになるのだが、既に過去に2台のDELLのノートPCを買ったこともあってDELLには少し飽きがきている。またDELLの中途半端に新しいデザインにもピンとこないところがある。

と悩む最中に会社の専門家に相談したところ、意外にもLenovoという名前が出てきた。ThinkPadである。
ThinkPadといえば黒、最近はシルバーなんかもあるらしいが、やっぱり黒だ。武骨さと堅牢さの象徴の黒である。
なんといってもノートPCの定番中の定番。世界中に累積で何台あるのか、天文学的な数字だろう。ThinkPadを仕事用のPCとして使っている会社は非常に多い。かつてはIBM、そして今はLenovoだがThinkPadはThinkPadである。信頼性も抜群だ。
ということでLenovoのサイトを見ると期末ということもあってキャンペーンの値引きも大きいようだ。それにLenovoは注文後数日で配達されるらしい。
色々と物色した結果、E580という機種に落ち着いた。CPUは第8世代のi5、メモリーは8GB、ストレージは256GBのSSDを選んだ。約6万円ディスカウントだったので10万円を切る値段。
E580は注文後48時間で到着した。

あっという間に届いた!

Amazonとは正反対な簡易な包装には好感が持てる。
早速、取り出してやり慣れたWindows-10のセットアップ。最低限のアプリをインストールする。
箱から出して一時間も掛からずにFoobar2000でのネットワーク再生に成功した。

ThinkPad E580でFoobar2000

予期せぬフリーズもないし、頻繁な再起動もしない。これでまたPCオーディオに邁進できるというものだ。
ThinkPad唯一の弱点らしき弱点というと、その容貌から会社で仕事をしているような気分になってしまうことだろうか・・・

引退したAcerからSSDを移設しようかなという思いがアタマの片隅をかすめたが、「いやいや、機嫌良く動いているPCを弄ってはならぬ」と強く自分に言いきかせた。