最東端到達

根室本線の旅も大詰め、昆布盛~西和田~花咲~東根室~根室を残すのみとなった。駅は沢山あるが8kmほどの行程、「山」コースを歩けば余裕の距離だ。雨でソフトボールの練習が中止になったので午前中に仕留めることにした。
途中、最東端の駅、東根室駅を通過。

最東端の駅、東根室

程なくして終点の根室に到着。これにて根室本線を完歩。
滝川を出発したのが昨年の10月25日だったので、443.8kmの根室本線に約9ヶ月を要したことになる。
富良野から狩勝峠を経て帯広に。釧路から厚岸、霧多布(浜中)、花咲を通って根室と全行程の2/3ぐらいは車で旅したところだったので、その時々の景色を思い出したりして楽しい旅だった。

東の終着駅、根室

根室駅には立ち寄らなかったが、根室の町には納沙布の帰り道に給油に立ち寄った。郊外には牛たちがのんびりと草を食んでいた。

根室市郊外の牛
(2017年9月)

根室のご当地グルメといえば「エスカロープ」だ。市内のレストランに行くのがちょっと面倒だったので風連湖の傍らの道の駅で食した。

根室名物エスカロープ
(2017年9月)

ピラフの上にトンカツ、そしてデミグラソースという構成なのだが、和風の洋食として絶妙だった。そういえば、この道の駅のソフトクリームも美味しかった。

これにて暫く北海道からは遠ざかることになる。
次なる挑戦は鉄道の最西端を目指すという目標で、佐世保とたびら平戸口なのだが、まずはJRの鹿児島本線の鳥栖を出発し長崎本線、途中から佐世保線に、佐世保からは私鉄の松浦鉄道西九州線というルートをとることにする。

長崎本線、佐世保線

ただ、この最西端の旅は2本合わせても130kmほどしかないので2~3か月で踏破してしまう。そうなると困るのが次の路線選択である。東西南北の極地駅を目指すという大義名分がなくなると、説得性のある目標を定めるのが難しい。

候補として考えられるのは、東海道線、山陽本線、鹿児島本線の「裏」ルートたる、中央本線、山陰本線、日豊本線で東京から鹿児島を目指す。もしくは上越線や信越線で日本海側を、羽越本線、奥羽本線で北を目指すというのもありそうだ。
いずれにしても、 秋口までには決めないといけない。

新たなる旅の出発点、鳥栖駅。

鳥栖

新たな気持ちで歩き出そう!