家の中だけでなくデジタル写真データも整理していたらこんなのが出てきた。 1997年の年末に家族で旅行したポルトガルのロカ岬からの写真だ。
ロカ岬はポルトガルの首都リスボンから車で一時間余りのところにあり、ユーラシア大陸の西端である。これより西に地は無い。
このあたりの海岸線は急峻な崖が続いているのだが、ロカ岬は高台にあり北側には崖と入江が幾重にも続いている。
それから20年後の2017年の秋に北海道を訪れた際、僕は頭の中に鮮明に残されていたこの風景に再会したような気がした。それがこれ。
やっぱり似ていたんだ。
この日の襟裳岬は無風で波がなかったんだけど、もし普段通りに波があればもっと似た風景になっていただろう。
ちょっとすっきりした気分だ。
そういえば、夕方に訪れたロカ岬ではユーラシア大陸で最後の夕焼けが見事だったなぁ。子供達はこの光景を覚えているだろうか。