SPケーブルあれこれ

久し振りに帰国した。

帰国して最初にする事は勿論ステレオを聴く事。
バンコクの暮らしは日本食党の僕にとってもなんの問題もなく、部屋は広いし、洗濯にも掃除にも煩わされないし・・・なんだけど、唯一の不満と言えばフルサイズのステレオを聴けない事。
という事で、帰国すると荷を解くのももどかしくステレオに灯を入れるのだ。

昨年の晩秋にJBLとMcIntoshの組み合わせに入れ替えた時に、僕が一番期待したのは「こってりとした艶のあるピアノとゴリゴリしたベースの胴鳴り」と、誰が考えてもJazz向きの音だった。
しかしながら、我が家のこの組み合わせ、とても繊細で清楚な音なのだ。うーーーーーーん、と唸るのである。
そういう音であるから、当然クラシックは良い。

オーケストラってこんなにいろんな音でできてるんだ、なんていうのが寝っころがって聴いていても(真正面に構えて精魂込めて聴くJazzと違って、なげやりな態度)肌で感じられる。
そこでまた、うーーーーーんになってしまうんだな。

というジレンマから脱却する次なる手として考えたのがSPケーブル。
JBLとMcIntoshのありのままのドロドロしたところ(そもそもそういうところがあるのかどうかは分らないんだけど)をさらけ出してしまおうという作戦なのである。
今使っているのはOrtfonの切り売りのSPケーブルだが、これがどうもヨーロッパ調の崇高な音作りをしているに違いないと決め付けた。
となれば、米国のSPとアンプには米国のSPケーブルという事でいつものオーディオショップの担当者と選んだのがKimber KableのMonocle-Xである。
ただし、JBL4338はバイワイヤでMcIntoshのMC302はシングル(その気になればYラグとバナナを両方同時に差し込めるけど)なので、SP側がダブルでアンプ側がシングルのSPケーブルを注文した。
しかーし、である。
注文してからよく調べたらMonocle-Xではそういう構造がとれないという事が判明。
注文の翌日にまた店に出向いてクレジットカードの払い戻し手続きをすることに。

肩を落として帰って、何気なくブルックナーの4番なんかを聴くと感激してしまう。
特に弦の音の良さなんてうっとりする。

だからかえってメゲたりするんだよな〜

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