無言のプレッシャー

アナログオーディオの大問題、静電気対策として導入したARCA-AS。
原理的にも構造的にも如何にも効果がありそう、で実際にも効果有りでレコード再生時のパチパチ音は激減した。
だが、「ああ~良かったぁ」で済むほどアナログオーディオは甘くない。
使っているうちに気づいたのだが、レコードの溝にブラシ先端が軽く触れているので、あたかもレコード針のように曲に合わせて内周に移動していくはずのブラシ位置がある所から先に進まない。かと思えば、レコードが回転すると同時にあっという間に1cmぐらい内周に移動してしまう。
このARCA-AS、まるでトーンアームのようにダイナミックバランスを取ることもできるし、可動式の錘の位置で針圧(?)を変えることもできる。また、全体の高さを変える機構も有しているし、そもそもプレーヤー上のどの位置にも設置可能だ。(もちろん、他のメカニズムとの干渉を避ける必要はあるが)これらの変数を色々と変えながら試行錯誤をしてみるが、これといった正解を見つけることができないのだ。
ただ一つ「これは効いたかな」というような変更もあるんだけど。

1時の位置に移動したARCA-AS

今まではターンテーブルの11時ぐらいの位置にあったARCA-ASを1時の位置に動かしてみたのだ。こちらの方が視覚的には収まりが良い。但し、前述の問題に対する効果については原理的には11時の位置と変わらないはずだ。だがこの位置にあるとレコード再生に合わせて内周に移動していかないと、いつかはトーンアームにどやされてしまう。それもあってか、この位置にしてからARCA-ASは最内周まで動くようになったのだった。
トーンアームの無言のプレッシャーを感じているのかもしれない。

もたもたしてるとトーンアームにどやされる

ほれ、このとおり。いい感じでトーンアームと同期している。

うまく同期できた!