先日から始めたデジタルアーカイブは順調に進んでいる。DA-3000の使い方も思い出した。
問題といえば40年以上経ったカセットテープ自体の劣化というか老化である。音質的には時の流れを感じさせないものが多いのだが、テープそのものが物理的に弱っていることがある。
当時は学生でお金が無かったので、90分テープを多用、時によっては120分テープを使っていたのでテープが薄くて弱いのだ。できるだけストレスを掛けないように取り扱ってはいるものの、時々テープに起因するトラブルが発生する。最悪はテープ切れだ。
ということで、このマクセルUDのC-60も切れてしまった。
A面のあと数分のところで切れている。右側のリールに切れ端が見えている。
YouTubeで学習した手順にしたがって慎重に、おそるおそるテープを繋いでやる。
施術中によく見てみれば、このテープ、二度目の手術だったようだ。
なんとかうまく繋がったようなのでさっさとDA-3000でデジタルアーカイブを済ませた。
<続編>
思いのほかダメなテープが多く、修理が多発。このテープは両端とも切れてしまったのをなんとか修復した。
こうしてテープを蘇らせながら進めるデジタルアーカイブはなんだかやりがいを感じる。