V-8030Sの入退院に続いてVRDS-10も入院することになった。
ごく稀に音が歪む症状が出たため。
実は先日近所のオーディオ店の展示品処分で出ていたESOTERICのSA-10を聴く機会があり、気に入ったらVRDS-10の後釜として購入しようと思ったのだが、結論としてSA-10はVRDS-10の後継にはなり得ない事がわかった。
SA-10はVRDSメカを搭載していないものの、ESOTERIC生誕20周年記念モデルとしてかなり力の入った製品である。
細部に至るまで国産パーツに拘った逸品らしい。
しかーし、音の傾向としてはVRDS-10とはかなり異なるものであった。
どちらかというと低音の密度で勝負するVRDS-10に対してSA-10は中高音の繊細さ、緻密さが際立つ。
うーん、という事でSA-10の購入は見送り、VRDS-10を徹底的に使い込む事となったのである。
TEACの修理センターにメールを送ると、V-8030Sの修理でお世話になったIさんから「毎度ありー」という返事。
症状からしてVRDS-10は修理可能と診断された。
この際だから、ピックアップも交換してもらってあと数年使えるようにという作戦である。
厳重に梱包されたVRDS-10は数日うちにTEACに引き取られていく予定。
健康体になって帰ってこいよー\(゜・ ゜)