八高線へ

湿った空気の曇り空の下を地味に歩いて埼京線の終点の大宮に到着。
この埼京線だが、乗ったことがあるようでない路線だ。

埼京線路線図

湘南新宿ラインに乗ると赤羽から先は京浜東北線沿いの線路を走るので埼京線とは大宮までおさらばだ。
埼京線を身近に感じるのは宇都宮方面から新幹線で東京に戻る時だ。新幹線の車窓からは普段見ることのない与野や戸田といった駅名が見える、ああこれが埼京線なんだなとその時は思うのだが、暫くすると忘れてしまう。沿線の方々には申し訳ないが、そんな印象の薄い埼京線ではある。

大宮まで行くとそのままの流れで川越線となるのが普通なのだが、この「首都圏を歩き尽くす」の企画は都道府県別に攻略していくのがお約束なので、東京都にあるJR路線の残りが優先だ。そうなると大物の常磐線、これは最後の方に回すことにしてあるので残りは八高線となる。

ということで、今日からは八王子を出て高崎の一つ手前の倉賀野を目指すことになる。終点までは92kmとほど良い手ごたえの路線である。

実家の庭からミヤコワスレの花を摘んできた。花言葉は「しばしの憩い」らしい、いいね。

ミヤコワスレと桔梗