自分の趣味絡みのYouTubeをよく観ている。
その中でも好きなのがオーディオ関係。新製品の方は定期購読している月刊誌で情報を得ているので、YouTubeで観るのはかつての銘品やそのレストア、そして様々な使いこなしの工夫や音質改善の試みみたいなのが多い。
そうしたYouTubeチャンネルを主宰しているのは、その道半世紀みたいな大ベテランであったり、あるジャンルの機器(例えばカセットデッキ)に特化したマニアであったり、自作派、かと思えばデジタルの応用でアナログを高めるみたいなユニークな御仁が多い、世間一般の表現方法でいうところの所謂「オタク」の方々である・・・こう言っている僕も立派なオタクか。
様々な作法や流儀みたいなのがあって、「XXは絶対にダメ」、「XXでなければならない」みたいに偏ったことを仰る方も多いのだが、そういう中にも共通項みたいなのがあって、例えば「機器は水平にしっかりとした台に置く」とか、「デジタルノイズを発生する家電製品とは近づけない、できれば電源を分ける」など、誰が考えても理にかなったものも多いので納得できたものは実践している。
そうした共通項の一つが、「長年増し締めをしていないスピーカーユニットの取り付けネジは緩んでいる」、「増し締めをすると音が甦る」というのがある。
我が家のメインシステムのスピーカー、JBL4338は2012年に導入したので今年でまる10年が経過した。
最近はTV音声で用いることが多く・・・TVから光出力されたデジタル音声信号をOppo Sonica DACでアナログ変換してプリアンプに入力という方式で再生しているので映画や楽曲の重低音がバンバン出てくる・・・きっと自慢の15インチウーハーのネジにもかなりの振動が伝わっているのだろうなと思ってチェックしてみた。
ちょっと大きめのプラスドライバーでネジを増し締めしてみる・・・あれ~、かなり緩んでる。それもかなり緩い、角度でいうと半回転ぐらいは簡単に回るぐらいに。
とういうことでしっかり増し締めをしておきました。
重低音がどう変わるだろうか、楽しみだ。