新システム事始め⑩(完成!)

ついにこの日がやってきた。
必要なものは全て揃ったし、仮組みもした。その前にいくつかの試験も済ませ、抽出した問題にはできる範囲で対策をしておいた。

早速コンポーネントを仮置きしてみる。横幅をローボードに収めるためのレイアウトも決めてあるので、その点での試行錯誤は無い。取り敢えずサブウーファーは天板の上に置いて動作確認。

コンポーネントを仮置き

配線も仮組みの際に凡そ決めてあるので、まずはその通りに結線してみる。ちなみにRCAケーブル類は今回全てモガミの2537で揃えてみた。

裏面から結線作業ができるので楽ちんだ

音出しをしてみる。三つの音源とも問題なく出てくる、よかったぁ・・・と思ったがちょっと気になることがある。LXV-OT7改のスピーカー端子がどう見ても左右逆のような気がしてならないのだ。

LXV-OT7改のスピーカー端子・・・これはおかしくない(20221201訂正)

システムを組んだらNordostのこの音源で色々なことをチェックするようにしている。

Nordost – System Set-Up & Tuning Disc

一つ目のチャンネルチェックで撃沈・・・やっぱり左右逆だった。左右のスピーカーを逆に繋ぎ直す。LXV-OT7を使っている人たちの中でも話題になっているかあとでネットで調べてみよう。
左右逆以外は位相も含めてOKだったのできちんとレイアウトしてやる。
今ごろ気付いたのだが、LXV-OT8改の隣にはAS-44、そしてその隣にはLXV-OT7改と、期せずしていつの間にかラックスマン色の濃いシステムになっていた。

こんなレイアウト

V-8030SとLXV-OT8改は大体同じなのだが、ラズパイDACのアウトプットレベルが少し小さい以外の大きな問題は無い。強いて言えば、LXV-OT7改のアナログ電源のトランスが少し唸っているのが聞こえるぐらいかな。
これからの課題としてはPMsubmini2のクロスオーバー周波数と音量及びPhaseの調整、ラズパイDACの操作上のマイナーな問題の解決などだけど総じて良い感じである。
なんといっても見た目が良いのだ。V-8030Sの活躍の場も新たにできたことだし。

V-8030Sもまだまだ引退しません

ただ、直前に置いてあったKS-1HQMとどっちが良いかと言われると、正直なところ現時点ではKS-1HQMの方かもしれない。胸を張ってこっちの新システムも良い音だと言えるように頑張るぜ!