車の盗難対策強化

昨今は車の盗難のニュースが多い。我が家のGLA200dを含め、車側にはいくつものハイテクな盗難対策が施されているのだが、泥棒側がそれを上回るハイテクで車の防犯デバイスを無力化してしまうらしい。
リモコンキーを電波を通しにくい箱に仕舞っておくという対策は数年前から行っているのだが、今回はもっとわかり易い対策を追加することにした。

その①:外灯の自動点灯

車庫に面した外灯を点灯させるメカニズムはこの家を建てた時から付けてあるのだが、なんとなくきちんと使用していなかった。その理由は、元のスイッチをONにすると点きっぱなしになっているような気がするからだった。暗くなると自動点灯し、そのまま朝まで点灯というモードになっているのか、それともそもそも連続点灯モードになっているのか、それともセンサーがちゃんと作動していないのか等々の原因が考えられるのだが、車の盗難をあまり深刻考えていなかったので元のスイッチをOFFにしたままだった。
ここにきてやはり外灯を防犯に役立てようと思い立って元のスイッチをONにしてみた。するとやはり点きっぱなしになる。色々と試してみたのだが、どうもこのセンサーがきちんと動作していないようだ。

熱線センサ付自動スイッチ WTK 34314(S)

このセンサー、正しくは「熱線センサ付自動スイッチ」という名称でパナソニック製である。11年前の新築時に取り付けてからそのままにしてある。蓋を開けるとこのようになっている。

設定ノブ

細かい説明は省くが、独立した制御なのかどうか、点灯状態を保持する時間、動作を開始・終了する周囲の明るさなどを設定することができる。
初めて取扱説明書をきちんと読んで設定のパラメータを弄りながら試してみたのだが、結論としてこのセンサー、「ON/OFFを頻繫に繰り返す」状態のようだ・・・つまりきちんと動作していない(=壊れてる)ということ。悩んでいても解決はしないのでセンサーそのものを新品に交換してみることにした。そんなに高価なものではないし、Amazonで購入できるし・・・ポチった。

新品のWTK 34314

従前のものと同じではつまらないので、黒のWTK 34314にした。なかなか格好良いではないか。

新しいWTK 34314(B)

簡易的な動作テストをすると、きちんONになり、きちんとOFFになることが確認できた。当面の設定は「元スイッチあり」、「動作保持時間:1分」、「明るさセンサ:たぶん10ルクス前後」、「お出迎え点灯なし」にした。これで数日様子をみることにしよう。
<追記>
暗くなってから動作確認を何回かしたがOKだった。嬉しい!

その②:タイヤクランプ

これはかなりのローテク。
そう簡単には外せそうにないクランプがタイヤに抱き着いていたら、ドロボーとしてはかなり躊躇するのではないか。ハイテク装置で解錠してエンジンは掛かったものの、これが外れなきゃ自走することができない。レッカー車を持ってこられたら防げないんだけど、住宅街にレッカー車は持ち込まないだろう。

タイヤクランプ

ということで、今回はこんなもんでいいだろうということにした。

今回の対策①と②