バラの冬越し準備③

剪定とオベリスク仕立ての誘引を終えた(筈の)ロマンティックチュチュだがなんだか納得がいかない。もう少し改善の余地がありそうだ。
例えば剪定の基準となった枝の太さは適切だったか、枝と枝の間隔が混み合い過ぎていなかったか、低い位置から満遍なく咲くような段差剪定となっているか・・・ということで誘引の麻ひもを解いてやり直すことにした。
よりしっかりと固定したかったので、やり直しの固定は麻ひもではなくソフトワイヤーを使った。何回も試行錯誤してみた結果、ある程度納得のいく完成形に近づいたと思った。


その勢いでマリーヘンリエッテの剪定と誘引もやってみた。
しかしながらマリーヘンリエッテの枝はロマンティックチュチュに比べると非常に硬い、そして棘も大きく多い。
ロマンティックチュチュに比べると花弁も大きいので剪定の基準とする枝の太さも鉛筆と箸の中間ぐらい・・・結果的にかなり丈を詰めることになったのでオベリスクに誘引するのは難しいということで一端オベリスクを撤去する。


しっかりとした枝なので木立ち仕立てにしても折れることなく花は咲くだろう・・・でも頂芽優勢の法則に従えば枝先に花が集中するのでオベリスク仕立てに比べると花数は減るだろう。
気を取り直して今一度オベリスク仕立てに挑戦することにした。とはいえ、ロマンティックチュチュのようにオベリスク全周に巻き付けるような誘引は難しいので ある枝はオベリスクに縛り、ある枝は間近にあるフェンスに、そしてある枝は木立ち仕立てのように自立にという形になった。オベリスク部分は春先になって丈が伸びてきたらもう少し高いとところまで誘引してやればいい。


トレリスもしっかりと固定できたことだし、次はピエールドゥロンサールとソレイユロマンティカの剪定と誘引だ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です