ひょんなことから発見された7NX-SPK-550、早速だがサブシステムに最適な仕様に改造する。
改造内容は、①長さの最適化、②端子の交換なのだが熱収縮チューブを使って外観もちょっと良くしてやりたい。
高級なケーブルを切るのはいつも緊張するがエイヤと切った・・・が、なかなか切れない、構造も凝ってるしケーブルの絶縁体がとても丈夫なのだ。
両端のバナナ端子はフルテック、イモネジで止めるタイプだ。先端の素線をハンダ加工するという人も多いが、ハンダ自体の音が乗るような気もするので僕はやらない。(ハンダが苦手なだけ)
10mmほど絶縁体を剥いてから素線を絶縁体の横に折り返す。その状態でバナナ端子の最奥部に突き当たるまで突っ込んだら二本のイモネジで締めるという方法を取った。テフロンの頑丈な絶縁体にイモネジの先端がガッチリと食い込んでいくのがよく分かる。
予め挿し込んでおいた熱収縮チューブをヒートガンで熱してやるといい感じに縮んでくれた。
これが完成形だ。
手前がアンプ側端子で、白いテープが巻いてあるのがスピーカー側だ。
ケーブルが太くて曲げ剛性も高いのでそのままだと端子に曲げモーメントが掛かってしまう、特にスピーカー側はキツい。その対策として以前HS-1400の端子交換をした時に思いついたアイデアを今回もやってみる。タイラップベースという小さな部品をスピーカーの背面に木ネジで貼り付け、タイラップを通しておく。ケーブルの配策が終わったらタイラップを締めこむことでケーブルはスピーカーにしっかりと固定されて端子にはケーブルからの曲げモーメントが生じないという方策だ。
ほらこのとおり。
アンプ側はこんな感じ。
そしてスピーカー側はこんな。
我ながら良い出来栄えだ。