本日、友人よりスピーカーを譲り受けた。
前々からそういう話はあったのだけど、夕方になって突然の到着。
実はこのスピーカーは友人の亡くなったお兄ちゃんの愛用のもの。物置に眠っていたのを掘り起こしてきたのである。
今から30年ほど前、京都の大学に行っていた友人の留守宅を訪ね、ジャズ好きだったお兄ちゃんにレコードを借りに行くと、このスピーカーで数々の愛聴盤を聴かせてくれたものだった。
ASWとよばれるケルトン式のスーパーウーハーの奏でる雄大な音は当時の憧れただったのだ。
が、その実物が突然の到着。
てっきりHS-1400かと思っていたが、型番は不明である。まぁ、そんなことはどうでもいいんだけど。
で、で、でかい!w(°o°)w
早速繋いで鳴らしてみることに。
グラグラな裏の端子にスピーカーケーブルをだましだまし繋いで・・・音が出た。
いいなぁー (≧∇≦)
刺激の少ない、とても「たおやか」な音である。
一つ一つの音の輪郭の粒立ちではSX500Spiritに負けるものの、懐の深い余裕の音である。
馬力が全然違う。
SX500がMG-Bみたいなブリティッシュスポーツカーなら、HS-1400は古き良き時代のV8エンジンのアメ車って言う感じ。
もしくは、SX500が藍色弐号(RX-8)で、HS-1400が藍色壱号(キャディ)ってな表現もありえる。
低音の量感が全然違うんだけど、それに加えて奥行き感がかなり違うのである。
あぁーしかしながら、SX500Spiritの精緻な音もすて難い。
うーん
狭いマンションの居間に両方を置くのはさすがに厳しいので、どっちを取るかの選択しかないのが悲しい。
Lo-Dにしようかなぁ・・・( ̄~ ̄;)
でも、SX500を手放すのもなぁ・・・
こころは千路に乱れるのであった。\(-”-)/