解体新書

藍色壱号のオーナーが来訪。

実は彼はオーディオ大魔王で、私のオーディオ道の師匠でもあるのだ。

今日のテーマは先日貰ったHS-1400(あえてそう呼んでおこう)のぐらぐらターミナルの対処方法の検討である。

一時期は木工ボンドで無理矢理固めてしまうというような乱暴な案もあったのだけど、話し合った結果、ダメもとで正攻法での対応を取ることになった。

すなわち解体修理である。

大柄なHS-1400の裏板は17箇所もの木ネジで止められている。

40年近くも前の木ネジであるから当然錆びているし、外せたところで裏板は接着されているかもしれない。

徒労に終わるかもしれない挑戦である。

恐る恐る木ネジを外しにかかる。

運良く全部を外すことができた。

裏板も接着されていないようだ・・・早速裏板を外してみると・・・

まるで王家の墓を暴くような気分である。

おぉ、以外に簡素な造り、板も薄いし、当時のテレビなんかと同じ工房で作られていたんだろうか。

でも、驚くべきは、スピーカーユニットと配線類の綺麗さである。

まったく錆らしきものが見当たらない。

とても40年近く前の製品とは思えない。

下向きに設置されているウーハーユニットしか見ることはできなかったが、ぜんぜん大丈夫。

エッジにウレタンが使われていないからだろう。

無事、ターミナルをかしめ直して裏板を閉じる。

この分なら、次回は立派なターミナルに交換できそうだ。その時は内部の配線なんかもグレードの高いものに替えたりしようかなっと。

まぁ、次なる課題はサランネット外しである。

これがミシリとも動かないのである。

ともかく、これで不安は解消、ケーブルも圧着端子処理をしてもらってバッチリ取り付けることができた。

これで、我が家のシステムはHS-1400にバトンタッチという方針がほぼ固まったといえるだろう。

それはそれで良いのだけれど、クルマの時と一緒で、SX500Spiritと別れるのはちょっと淋しいなぁ。

赴任先のドイツと英国にも連れていった愛機だからなぁ。

こいつの音に随分慰められたものである・・・出会いと別れはセットで来るのだ。

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