TEACのサービスセンターでの二カ月の入院から帰ってきたV-8030S、完調とはいえないが今までのところは問題なく録再をこなしている。とはいえ30歳超えの機器であるので、今の状態をいつまで保ち続けられるのかは神のみぞ知るというところだろう。
で、思い立ったのがデジタル・アーカイブだ。1970年代にソニーのTC-4260SD(懐かしい!)で録音したテープをデジタル化してバックアップしておこうということだ。そのために数年前に購入したTASCAMのDA-3000なのだが、V-8030S自体の調子が不安定だったこともあって作業が進んでいなかった。
先日の修理の感触から、V-8030Sだけでなくカセットテープ達も明らかに寿命が有限なのを切実に感じ始めた今日この頃、心新たに作業を再開した。フォーマットはPCMの24Bit、96kHzでということにした。
テープの走行にも問題があるかもしれず、そうなると最悪の場合またテープ嚙み込みとなってV-8030Sを痛めてしまう可能性もあるので慎重にやっていこう。