約1年前の話。
ヘルニアの治療で病院に行った帰り、息子が近所のリサイクルショップに立ち寄ったのでヒマつぶしに僕も店をウロウロ。
手ごろなFMチューナーが出ていたので次に行った時に買おうと思ってちょっと評判を調べてみた。
(今どきFMチューナーが飛ぶように売れてしまう訳ないし)
買おうと思っていたのも、今まで家で使っていたのもシンセサイザーチューナーという所謂デジタルチューナー。
WEBを見ているうちに、なにかのはずみでアナログチューナーの同好会のHPがあったので読んでみると
デジタルチューナーがCDならばアナログチューナーはレコードのように人間味のある音がするらしい事が判明。
早速方針を変更して、オークションでアナログチューナーを探す。
そんな僕を待っていたようなKT-8100の完動美品を発見。
値段もリサクルショップのデジタルより安いし、すぐに入札。
自分なりにハラハラドキドキしながらも、結局は他の入札者はなく、平和に落札。
翌々日に届いたチューナーは予告通りの美品。梱包の中でメインスイッチが折れていたけど、まぁいいさ。
デカくて立派。早速つないでみる。
な、な、なんと心地よい音だろう。
響きの良いアコースティックな音、FMってこんなに良い音だったのか。気がつかなかった、デジタルでは。
それに照明が綺麗。夜中まで意味もなくFMを聴いてしまったのだった。
ここのところの僕の中古オーディオ道はこの瞬間始まっていたのであった。
(その時は気付かなかったけど・・・)
It’s Analogue!
- でもアキュフェーズです
- a River in Autumn Field