園芸を始めるきっかけとなったナンテン。
長い間(7年ほど)玄関前に鉢植えで置いてあったものを地植えにしたのが2021年の9月だったのでもう2年半も前のことだ。ということはこのナンテンもこの家に来て10年経ったということだ。最初一鉢だったナンテンを地植えして、その後に二つに株分けをした。ナンテンは非常に元気な木であって、園芸ど初心者の僕の扱いにも枯れることなく、毎年晩秋になると赤い実をつけて楽しませてくれる。
今年はバラの大苗、イングリッシュガーデン苗の植え付けを始めとして庭のレイアウトを大きく変えようと思っている。木の多い庭から草・木・花をそれぞれ楽しめる庭にしようというのが基本コンセプトだ。
そんな中、花壇と玄関アプローチに鎮座する二本のナンテンがレイアウト変更の大きな足かせとなっているのも事実なので、思い切って鉢上げをすることにした。
スコップを周囲に突き刺して少しずつナンテンを持ち上げていく。樹勢が強いわりには案外簡単に株を取り出すことができた。この辺はシマトネリコとは少し違う。
しっかりと根が張っているのがわかる。
よく見るとコガネムシの幼虫もいるようだ。あとでオルトランDXを撒いておこう。
鉢への植え替えの用土は、赤玉土(小粒・中粒)、腐葉土、牛ふんたい肥、バークたい肥、ピートモスなどで、いつものよに鹿沼土やバーミキュライトは入れない。これはナンテンが水はけよりも水持ちの良い土を好むということだからだ。
元肥としては骨粉入り油かす、マグァンプK(中)、IBXを配合した。
鉢はアップルウェアの果樹鉢、これは将来の植え替えの際に簡単に鉢から外せる工夫のあるスリット鉢。そしてもう一つは普通のスリット鉢にした。こちらは近いうちに娘にやろうと思っている。
元気に育ってほしい。
ナンテンの跡地にはたい肥、腐葉土、油かす等で土壌改良を施すことも忘れなかった。