第三のバラ

クレマチスを買いに行った。できれば「プリンセスダイアナ」か「プリンセスケイト」、「水面の妖精」あたりが欲しかったのだが未だ入荷していなかった。
また来ようということでふと横を見るとつるバラが売っているのを見つけた。昨年植えた大苗ではなく、かといって春になると出てくる新苗でもなく、1.5mぐらいまで成長した苗だ。こういうのを何というのだろうか。この長さまで育っていればフェンス際に植えて誘引できそうだ。少し悩んだが、物は試しと買うことにした。

品種は「ソレイユマンティカ」というつるバラだ。またしても京成バラ園芸の苗だ。



晩には雨が降る予報だったので、玄関先に一晩置いてから植え付けることにした。
明けて翌朝、天気も良い。

植え付ける場所は先日までナンテンが生えていた跡地だ。掘り起こした土に油かすや牛ふんたい肥、腐葉土などの有機物をすき込んで土壌改良をしておいた。おかげでスコップを立てると簡単に掘り返すことができるほどに軟らかくなっていた。養分も十分だろう。


軟らかさは申し分ないのだが水はけという点では多少不安があることが分かった。昨晩かなりの雨が降ったこともあってかなりの湿り気があってスコップにまとわりつく感じだ。バラは水はけのよい用土を好むので、この土を更に改良して使うことにした。

掘り起こした土に「鹿沼土」「バーミキュライト」「パーライト」「腐葉土」を足す。これ等は水はけをよくするため。そして養分・肥料としては「ぼかし肥料」「骨粉入り油かす」「牛ふんたい肥」「マグァンプK(大粒)」を入れる。コガネムシの幼虫をはじめとした虫対策として「オルトランDX」も含ませた。これを元肥層として深いところに敷いた。

そして実際にバラの根が触れる深さの土は、掘り起こした土と「マイローズばらの培養土」を混ぜ合わせ、これに元肥層同様に「鹿沼土」「バーミキュライト」「パーライト」「腐葉土」「ぼかし肥料」「骨粉入り油かす」「牛ふんたい肥」「マグァンプK(中粒)」を入れて仕上げに「マイローズばらの肥料」を混ぜ込んだ。「オルトランDX」も忘れずに入れた。

鉢から出した苗をみると思ったより立派な根が張っていた。これをメネデール溶液に浸しておく。


このバラはフェンスに絡ませて花を咲かせたいので、フェンスに近いところに植え付けた。いつものようにベルギーレンガの枠も作った。


マルチング材としてはまずは「敷き詰めたい肥」を。


そしてヤシガラのチップを敷き詰めた。
そして初めての誘引だ。株元から三本の枝が出ているので、一番長いものを右に曲げてフェンスに麻ひもで括り付けた。残りの二本はもう少し伸びてきたところで左に誘引していこうと思っている。


車庫側から見るとこんな感じだ。


よく見るといくつかの芽が出始めていた。
順調に育ってくれることを祈るばかりだ。

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