カーメン君と木村卓功さんのYouTubeを観ていたらバラの大苗が欲しくなった。もちろん、木村さんのロサオリエンティスのバラが欲しいのである。
カーメン君も訪ねた埼玉県の幸手ICの近くにある「バラの家」に行けば品揃えも良いし、なんといっても実物を見て購入することができるので行ってみようじゃないかということになった。我が家から「バラの家」までは圏央道を使えば2時間弱、最近長距離のドライブもしていないし気分転換にちょうどいいかという感じである。
しかしながら、行ってみてから現地で「これが良い、あれも良いな」ではあまりに行き当たりばったり過ぎるのでロサオリエンティスのHPで勉強してお目当ての品種を絞ってから行こう。
ロサオリエンティスのHPは非常に見易い。今回は2品種を買いたいと思っているのだが、少なくとも一つはロサオリエンティスのものを、そしてそれ以外ではドイツのコルデス社のものにしようと思っている。マリーヘンリエッテがあまりに樹勢よく育つのでコルデス社に対する印象が非常に良いからだ。
また樹形はシュラブまたは木立ちのもので、僕にも安心して育てられる大苗にしようと思っている。
HPを見ていると人気の品種の大苗の多くは既に売り切れている。新苗なら残っているものもあるのだが、まだ新苗を育てる自信がないので大苗で在庫のあるもので検討した。
その結果行き着いたのがこの2品種。
ロサオリエンティスの「ロマンティックチュチュ」とコルデス社の「ノヴァーリス」である。どちらも大苗の在庫がある、価格は4,000円。
これを買ってこようと思い、Googleマップで経路を調べて車のナビに送っておいた。ふとみると新湘南バイパスの藤沢ICから圏央道の幸手ICまでの料金は約4千円、う~ん、往復すると大苗が二本買えるではないか・・・ということで「バラの家」での買い付けは今回は見送り、ネットで注文をした。
バラといえば穴掘りだ。
大苗を地植えするなら直径40cm、深さも50cm以上は掘っておいて、しっかりと土壌改良をしておきたい。昨年の秋に2本の大苗を植えた時には、分厚い赤土の庭に水はけの良い大穴を掘るのに苦労をした。
今回は、現在トキワマンサクの植わっている花壇の左側の角地、アプローチに接する三角地帯に「ノヴァーリス」を。そして、現在イングリッシュガーデンの花が終わりかけている花壇の右端に近いところに「ロマンティックチュチュ」をという作戦だ。
「ロマンティックチュチュ」の植わる花壇はイングリッシュガーデンの苗を植える前にある程度土壌改良をしてあるので問題ないだろう。
心配なのは「ノヴァーリス」の予定地、ここはトキワマンサクを植えるときにどこまで土壌改良をしたのか記憶にない。また、車庫にいく配管や配線が通っていると深い穴が掘れない。
まずはトキワマンサクを丁寧に掘り起こして鉢上げしてやった。
黒い葉と明るい色の素焼きの鉢のコントラストがなかなか良いではないか。
で、問題の角地を掘ってみる。
お、いけるいける。かなり深いところまで土はフカフカだし、配管や配線も無い。これなら安心だ。
「ロマンティックチュチュ」の予定地は花壇の中なので、今あるイングリッシュガーデンの根をしっかりと取り除いてやれば土壌的には問題ない。
どちらの穴もある程度掘り進んだので、これから先は大好きな土壌改良だ・・・腕が鳴る。