毎朝そして毎夕に花壇の花々を見るのを日課にしている。
イングリッシュガーデンは一部を残して撤去してしまったので、今の花壇はバラ、クレマチスで占められている。それ以外にもいくつかの鉢植えやプランターの草花や地植えの草木があるが興味の中心はバラとクレマチスである。
昨日は昼間に雨が降った。その後、夕方には晴れ間も見えたのだが夕暮れ前に強い風が吹いたらしい。孫娘を車で送っていった合間のことだった。
帰ってきて夕方のチェックをしてみると・・・なんとピエールドゥロンサールのシュートがなぎ倒されているではないか。太目のシュートの一つが根元からグラグラになっている。
他のバラに比べるといくぶん発育の遅いピエールドゥロンサールだが、最近になっていくつかのシュートが出てきて葉も繁り安心をした矢先の出来事だった。日暮れが近づいてきたので応急処置として仮の支柱を何本か立ててそれにシュートをくくり付けておいた。
明けて翌朝、やはりピエールドゥロンサールのシュートの一つは諦めざるを得ない状態になっていた。
元々この日はバラの手入れをする予定だったので、5本のバラにそれを実行することにした。
①弱い枝、古い枝、交差枝を間引いてやる。折れたシュートも株元から切り取る。
②これから伸ばすシュートの将来を形をイメージして支柱を立てて括り付ける。
③ピエールドゥロンサールの株元にバラ用の有機肥料を施し、ピエールドゥロンサールとロマンティックチュチュにバラ用肥料を少量追肥してやる。
④ピエールドゥロンサールとロマンティックチュチュの株元に敷き詰めたい肥を敷いてからベラボンでマルチングをする。
⑤リキダスを希釈したものを水やり。
⑥アタックワンALを散布する。
一日早くこれらの作業をやっていればピエールドゥロンサールのシュートも折れずにすんだのに・・・残念。
まあ、これも一つの勉強だ。
梅雨が来る前に株元をすっきりと風通し良くできたし、薬剤も散布できたので良しとしよう。
<強風でシュートがなぎ倒されてしまったピエールドゥロンサール>
<支柱をしっかり立てて仕立て直ししたピエールドゥロンサール>
<立派なベーサルシュートが出てきたソレイユロマンティカ>
<銛のように太くて長い支柱でシュートを支える>