コガネムシ騒動

5本ある我が家のバラの中でもず~っと一番元気印だったマリーヘンリエッテ。二か月前はこのように緑の葉を繁らせていた。


ところが9月に入ったあたりから様子が一変・・・多くの葉が黄変して落葉し始めたのだ。


Googleをはじめとするネット、YouTubeなどで夏場の葉の黄変を取り扱ったものも多く、様々な要因が考えられるので、先週のバラ全般の手入れの際にも黄変した葉を取り去ったりオルトランDX等を施したりをして様子を見ていた。
エアレーションといって地面に棒を突き刺して通気性を良くしてやるという作業をやってみると、他のバラの地面より明らかにマリーヘンリエッテの地中が柔らかい。支柱を突き刺すと大した力を加えなくても50cmぐらいは楽々と入っていく。昨晩観たYouTubeのS農園のサル顔のおじさん曰く、「地面がスカスカならコガネムシの幼虫。放っておくとバラは枯れる!」と。

一念発起、朝からマリーヘンリエッテを掘り起こして根をチェックするという大技に出た。
まずは手で優しく周囲の土を取り去っていく。そしてある程度掘り進んだところで株を左右に揺すって抜くことに。多少の根が千切れることには目をつぶろう。


掘り出した根をほぐしてコガネムシの幼虫がいないかを入念にチェックしてみる。

あれ~、それらしいものは見当たらない。掘り出した土を篩に掛けてチェックしてみるが見当たらない。う~ん、良かったというべきなのか、可哀そうにというべきなのかは微妙なところだ。

折角のチャンスなので、深い層には牛ふん堆肥と油かす、十万年腐葉土などの有機肥料を補ってやる。そして中層にはマイローズのバラの肥料(通常のものと有機肥料をミックス)、ピートモス、燻炭などを篩った土に混ぜて植え戻す。


元気なシュートがフェンス側にくるような位置でマリーヘンリエッテを植え戻した。しっかりと支柱を立て直して麻ひもで縛り、マルチングには十万年腐葉土を。


マリーヘンリエッテから見れば余計な体力消耗となってしまったかもしれないが、用土や肥料をリフレッシュしてあげたというようにプラス思考でいこう。
暑さも今日までということなので快適な秋の気候の下で元気に根付いてほしい。

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