富士山周遊紅葉ドライブ

寒暖差が大きくなってきたのできっと紅葉も見頃だと思って出掛けてきた。

先日バラの苗を買いに甲府方面に行き、その帰り道は身延線沿いの道を南下してきたのだけれど、時期的に少し早かったせいもあって紅葉の兆しはあまり感じることができなかった。
近場の震生湖は飽きたので行きたくないと家人が言うのでいくつか候補を考えてみた。
箱根、伊豆半島、道志、秩父などを思いついたのだが箱根方面はゴルフでもよく行くので新鮮味がない。道志から山中湖に抜ける道は2年前の今ごろに通ってみたが意外と紅葉する木が少なくてどちらかというとススキ主体。秩父はちょっと遠いしなぁ。
そうなると残るのは伊豆半島、沼津から降りて海岸線を南下していくか、だるま山経由で西伊豆スカイラインか。駿河湾越しに見る富士山と南アルプスが綺麗なんだけど残念ながら今日は終日曇りのようだ。

という経緯の末に選んだ行先は西富士方面、富士で新東名を降りて北上して白糸の滝の横を通り抜けて田貫湖に行き、朝霧高原の道の駅で昼食を摂ったら本栖湖を素通りして精進湖、西湖。河口湖と山中湖もパスして東富士道路で御殿場から帰るという時計回りで富士山の向こう側を周ってくるルートだ。
距離にして270km、時間は4時間半と一日のドライブとしてはいい感じ。


いつものようにゆっくりと起きてからモタモタと支度をして家を出たのは10時過ぎ。新湘南バイパス~圏央道~新東名~東名~新東名と乗り継いでから国道139号線を北上して第一の目的地である田貫湖までは二時間の道のりだった。
平日の湖畔は観光客も疎らでまったりできる。観光地によっては絶景ポイントの駐車場は混んでいたり有料であったりするのだが、この湖の周囲にはいくつもの駐車場があって気になる眺めに出会う度に車を停めて写真を撮るという理想的な環境だった。


こんなに立派なのもある。


予定通りに昼食は「道の駅朝霧高原」で。数年前に訪れた時にはカツカレーとコロッケ定食だったが、今回はアジフライ定食とコロッケ定食にした。朝獲れのアジフライがかなり美味だったので正解だった。

次なる目的地は精進湖。富士五湖の中では西湖と並んで地味な湖。此処は釣り目的で訪れる人が多いらしい。
駐車場の入り口に真っ赤に紅葉したモミジがあり、それ越しに熱心に富士山を撮っている人がいたので真似をしてみたがあまり良い写真は撮れなかった。間近のモミジと遠くの富士山の距離の差と露出の設定が僕にはわからない。富士山の写真は諦めて周囲の紅葉を撮った。


精進湖は早々に退散して西湖に向かう。
精進湖よりは大きな湖の北側の道をしばらく進んでみるが結局は西端の根場浜にあるレストハウス前の駐車場から見る紅葉が良かった。此処には立派なイチョウの木があってその黄色とモミジの赤の対比が素晴らしい。


帰り道に通った野鳥の森公園がまた良かった。古民家風の東屋から見る緑の牧草地(なのかな?)と周囲の紅葉の色合いが良かった。


西湖からは寄り道をせずに御殿場経由で帰宅した。
燃料を給油して(本日の燃費20km/h、燃料費は約二千円)、買い物をして帰ると6時になっていた。
雲間から見え隠れする満月の明るさに驚いた。

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